最近の記事

小説家「真山仁」を疑え

小説家の真山仁さんと教育者の荒木博行さんによる私塾「正疑塾」。 受講生は4月14日から7月14日まで4か月間のオフライン講座を通して「正しさを疑う力」を身につけていく。 voicyやFacebookなど限定的な事前告知だったにも関わらず、数日で定員に達したこのイベント。Day1からDay4まで全4回の記念すべき第1回が、先日、無事開催された。 参加者は、真山さんのファン、作品のファン、荒木さんのファン、荒木さんの元生徒、現生徒、そしてひょんなことから参加することになった僕、

    • マイノリティの人々への「Banso」

      NTTドコモグループ横断の企業内大学である「docomo academy」。 3月18日(月)に実施された「魂の最終プレゼン」の中から「社会課題コース」で圧倒的な存在感を放った「Banso」の取り組みを紹介する。 勇気ある自己開示起案者の平辻みきさんとメンバーの吉鷹千尋さんが目指すのは「マイノリティを理由に『孤独』を感じることが限りなく少ない世界」。6カ月間のdocomo academy期間中に自らがトランスジェンダー当事者であることを自己開示した平辻さん。そんな平辻さんの

      • いろんな形でいろんな割れ方の卵

        docomoグループ横断の企業内大学「docomo academy」。その4年目のプログラムが3月19日(火)に修了した。 3月18日(月)に実施された「魂の最終プレゼン」では、220人の受講生がそれぞれ取り組んできたことと今後の展望を、文字通り魂を込めて発表した。 稼げるビジネスを生み出す「新規事業コース」。私がやらずに誰がやる「社会課題コース」。自分自身が圧倒的に輝く「スペシャリストコース」。引き寄せられるようにいずれかのコースを選択し、自ら殻を割り変革すべく6カ月間も

        • 進化思考を学ぶ会

          有志で開催した「進化思考を学ぶ会」でファシリテーターをさせていただきました 振り返りとしてVoicy風音声コンテンツを収録したのでぜひ聴いてください

        小説家「真山仁」を疑え

          僕の狂ったフェミ彼女

          ▌衝撃は1ページに書かれたメッセージ「僕の狂ったフェミ彼女」は、主人公キム・スンジュンの視点でフェミニストである彼女との数ヶ月間を描いた非常に甘酸っぱい恋愛小説である。 しかしながら、1ページに書かれたメッセージは主人公の言葉ではなく、著者ミン・ジヒョンの言葉だ。 ノンフィクションの雰囲気をやんわりと感じさせながら始まる物語は、プロローグからあっという間に読者を引き込む。 そして、読み進めていくうちに1ページに書かれたメッセージの存在感が濃くなっていくのだ。 ▌対立構造登場

          僕の狂ったフェミ彼女