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香港 / #6 過程を楽しむ


思っていたよりもカロリーの高い旅に朝はどうしても遅くなってしまう。
午後になってから向かったのは2日目にランチをした友達がオーナーを務めベトナム料理屋。

私たちを招待してくれるというのでそれに甘えた。
特に決まったスケジュールがなかった私たちは同じタイミングで香港しているチームに観光するならどこがいいか聞き、見ておいた方がいいと言われた女人街に行くことにした。

海を挟んで反対側の九龍エリアにあるため地下鉄に乗る。
香港の地下鉄はシンプルで乗り方もすぐに覚えた。

地上に出ると週末の竹下通りよのうに人でごった返していた。
目的の女人街では露店が所狭しと並び各店舗 商品が屋根まで積み上げられていてその情報量の多さに、私の集中力は5分と持たなかった。

物、物、物。

それに、人、人、人。

情報過多(笑)

ミニマムの滞在時間で女人街を後にするとその近くのショップリサーチに付き合い、そこから仕事の流れになった2人と別れ、またあのマッサージ屋に向かった。

同じ人がいいといリクエストすると施術中とのことだったので彼が終わるまで待つことに。

旅に出ると自分のテリトリーじゃないからなのか、なんだかのんびりな気分になる。そこでは日本での常識とか普段の予測は役に立たないから、目標を達成することに重きをおくよりもそれまでの過程を楽しめる人の方が得をすると思う。

私の経験上、遠回りとか無駄とかそういうところに出会いや嬉しいサプライズが潜んでるから身を委ねて楽しむのが1番。

ゴッドハンドの彼は今日もにこやかで真っ白なポロシャツがよく似合っていた。
昨日と同じルーティーンでココナッツを買ってホテルに。

まだ仕事から戻らない2人を待つ間ひとりでのびのびと部屋を使い、そのまま昼寝。ちなみに私旅先の昼寝ほど幸せなものはないと思っている。

友達とワイワイするのも好きだけど一人の時間を持てたのは嬉しかった。
今日はディナーのスケジュールがなかったから、友達から勧められた飲茶のお店に向かう。閉店間際で売り切れているものが多かったけど、とっても美味しかった。

香港は本当にご飯が美味しい。

東京から5時間くらいだし、金曜日の夜に出てサクッと食倒れウェークエンドトリップなんかも良さそうだ。

続く

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