この春までNHKでやってたプレミアムドラマ「舟を編む」をずっと見ている。 すでに最終回まで見終わっているけれど、それを繰り返し何度も何度も見て、何度も何度もこころ揺さぶられ、何度も何度も泣いている。 あぁ『舟を編む』か…、確か映画だったっけ、見た気もする、辞書をつくる長い長い作業を淡々と描いていた、そういう物語だったような… そんな感じで三週間ほどためて、ざっと見るかな…どうかな…程度の感覚で見始めたら、一話目の終盤でもうこころを鷲掴みにされてしまったのだった。 まず第
先にも書いた「運動はじめました」習い事（？、笑）会員になって通ってる的な… なぜそこに行き着いたのか、のお話。 半年以上前のある日、すでにそこに通ってる10コも年下の可愛いしっかり者の妹のようなお友だちが、なぜ運動をせねばならぬのか、を熱く語っていたことを思い出した。 思い出したというより、こころの隅っこにずっと残っていたんだと思う。 なにかはじめたいと思ったときに、彼女の声が聞こえてきたのだ。 「60歳までは筋肉は育てられるんだって！今はじめないと、現状維持になっちゃうだけ
なにか…なにかはじめないと。 その、なにかをみつけるのが、いちばん難しいのだけど。 子どもたちが社会人になって、環境の変化をいつも心配していたが、いやいや私自身でしょ、環境の変化を受け止めねばならないのは…、と2ヶ月過ぎた6月、やっと気づいた。 こと細かに子どもの世話をやいていたということはない、むしろ、大学生だった息子のことはかなり放置、干渉もせず、夕ごはんを冷蔵庫に用意しておくことと、帰るコールの約束と、そのふたつだけ、それくらい。 そんなだから、特に変化もない私の暮
