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あしたの私

なにか…なにかはじめないと。
その、なにかをみつけるのが、いちばん難しいのだけど。

子どもたちが社会人になって、環境の変化をいつも心配していたが、いやいや私自身でしょ、環境の変化を受け止めねばならないのは…、と2ヶ月過ぎた6月、やっと気づいた。

こと細かに子どもの世話をやいていたということはない、むしろ、大学生だった息子のことはかなり放置、干渉もせず、夕ごはんを冷蔵庫に用意しておくことと、帰るコールの約束と、そのふたつだけ、それくらい。
そんなだから、特に変化もない私の暮らしと思っていたけれど、このふたつでさえもなくなれば楽チンな日々、なんと気楽なものかと4月は狂喜乱舞していた(笑)
寂しいよりも気楽、毎日、小躍りして暮らしていた。

しかし、ゴールデンウィークがいけなかった…。
子どもたちが帰省した数日間からひとりの暮らしに戻った時、途端に寂しくなってしまった。
ここではじめて泣き暮らしてしまった。
まさか、私が五月病…こんなことはあってはならない。ならないのだ。
では、どうすればいい?
そうだ、そんな暇はないと言える環境をいっそつくるべきだ。
かくして、私は新たな趣味の模索をはじめたわけである。

まず、ちゃんと文章を書く習慣をつけたくて、私はiPadを新調した!
これはおうちの中で出来る愉しみのためだ。

それから、私は外に出ていくきっかけになるものを探そうと思った。
更年期真っ只中、たくさんの憂鬱な症状に悩まされているけど、いちばんは気力がなくなったということだ。もうなにもかもが億劫なのだ。出不精になってしまった。
だったら、無理やりにでも外で出る機会を増やそう。
私は、気力を補う体力をつけることがまず大事だと思い、運動系の習い事(?、笑)会員になって通うことにした。
運動についていけるかなぁ、続くかなぁ、それはすごく思う。正直ある。
でも、はじめてみよう。
生まれる不安や雑念は、はじめてみてからまた考えればいいや。
まさかの五月病になる前に、とにかく行動あるのみ!

歳を取れば取るほど、明日を楽しみにしなければならないと思うのだ。
ともすれば、伏し目がちになる日々の方が多くなるような気がするから、だから、明日にワクワクする気持ちで眠りたい。
前向きになるためには、楽しい明日が必要なのだ。

そんなわけで、6月なかば、電車に揺られる日々がはじまった。
続いても続かなくても、どっちゃでもよい。
とにもかくにも、楽しい明日のために心も体も元気でいること、それが最重要課題なのだから。
五月病にもならん!なんなら更年期障害も吹き飛ばしやる!
待っとけっ、明日の私!(笑)

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