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堕天使と巨人

エノク書を読むと、
堕天使は悪者であり、巨人はその堕天使が生み出した邪悪な存在であるように印象付けられる。

聖書も、姦淫を戒め、異邦人との交わりを禁止している。
ユダヤも、自分たち以外をゴイムと呼び、差別している。

これらに共通しているのは、"彼ら"の物語に描かれている世界は、彼らに対する戒めだということが判るのです。

しかし、人間の側から見れば、自分たちに音楽や技術を伝授した堕天使や巨人はありがたい存在である。
無知のままであれば、確かに"彼ら"に対して罪深くなかったであろうが、その流れは止められなかった。

なぜなら、その時人間は進歩し、進化したからだ。

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