フランス人夫との食卓会話

いよいよ明後日開幕する
パリ五輪　　

我が家の夫は興味ないと数日前は
言っていたもののここ2.3日は急にオリンピックに興味が出てきたようで、よくオリンピック関連のニュースが話題にあがる

今日の我が家の食卓の話題はフランスが自国選手のヒジャーブ禁止を表明した件について

仏政府、パリ五輪で自国選手のヒジャブ禁止　国連「女性差別」と批判：朝日新聞デジタル

彼はフランス政府の意見に同意。
政教分離に関しては前からよく言っていたし、わかるのだけど、周りに迷惑かけないんだったらよくない？というのが私の意見。

身体が激しくぶつかるような競技は、ヒジャーブに限らずアクセサリーがぶつかって危ないだろうなとは思うけど、今回はリレーの選手らしいし…

と…ツラツラ議論していると
ふと、我々の生きてきた環境の違いから、彼の考えもわからなくもないな、と思えてきた。幼い頃から様々な文化背景のある人の中で生きてきて、政教分離の考えのもとファッションであったとしても宗教が想起されるようなものは学校で身につけてはいけないフランス

一方、東北の片田舎でそう言った環境と無縁に育った私。

彼との会話はいつも新しい発見があるから面白い。もちろんフランス人だから、というだけでなく、彼だからということもたくさんあるのだけど。

議論になっても、あなたはそういう考えね、私はこう思うよ、ととてもフラットに言い合えるのはフランスの好きなところ

明日はどんな話が食卓にあがるのだろう

a bientot !