自己肯定感はなぜ大切かピンときていない人へ
私はTwitterで子どもの自己肯定感に関することを主にツイートしています。
私が自己肯定感にこだわっている理由は主に2つ。
・私自身、自己肯定感の低い時期があり苦しんだ
・塾講師をしていて、自己肯定感の低い子どもが多かった
2つの理由がありますが、今回は1つ目の私の自己肯定感の低かった時期の話をします。
このnoteを読むと……
・自己肯定感が低いとどのようなことになるかがわかる
・かなみ(@kanami_yuru)のことをもっと知れるw
「自己肯定感が大切って聞くけど、なんで大切なのかいまいちよくわからない」という方に読んでほしいです。
小学生期
自己肯定感が下がる出来事の前に、軽く自己肯定感が高かった時期についてふれます。
私は幼少期からいろいろな習い事をしていました。
ピアノ、水泳、モダンバレエ、塾、公式ドッチボール……だいたい少しやれば人並みかそれ以上のレベルになりました。(書道と美術以外w)
これらの習い事は親の意向ではなく、自分からやらせてほしいとお願いしたものばかり。
両親は私の気持ちを大切にしてくれてると感じてました。
「私は大丈夫。頑張れば何でもできるし、気持ちを受けとめてくれる人もいる。」根拠のない自信 = 自己肯定感がありました。
中学受験で一変!自己肯定感が下がる
自信満々の私が初めて挫折を経験したのは中学受験でした。
塾の先生にも絶対受かると言われていた第一志望校に落ち、受かったのは第三志望のA中学。
第一志望校に受からなかった事実だけで私はショックを受けていました。
そこにさらに追いうちをかけたのが母の言葉。
「お姉ちゃんは受かったのに」
「A中学と公立中どっちにいくの?」
私の姉は私が第一志望校にしていた中学に通っていました。
姉より劣っている私の居場所がなくなったように思えました。
そして、2つ目の言葉。
A中学と公立中は母にとって同じレベルなんだ……本当に私はダメなんだなと実感。
これら2つの言葉で、私は実はダメなやつで母にすら見捨てられたと思いました。
初めての挫折と母の言葉のダブルパンチで私の自己肯定感は急降下しました。
自己肯定感低めでこじらせた中学時代
ここから私のこじらせがスタートします。
《 母の愛情を取り戻すべく勉強 》
母からの愛情を取り戻そうと勉強しまくりました。
その成果があり、成績は学年トップに。
母は鼻高々。
しかし、私の自己肯定感は戻ってきませんでした。
理由は簡単。
「条件付きの愛情」だったからです。
母にとって私は、学年トップの成績を取ったから自慢の娘なんだと感じていました。
自己肯定感は、"無条件に" 受け入れられる経験を積み重ねていくうちに自分自身を肯定する気持ちが育ち、つくられていきます。
この状態では自己肯定感があがるわけがありませんね。
《 誰かに受け入れてもらいたくて彼氏をつくる 》
どうしても埋まらない気持ちを埋めるのに必死でした。
小さいときから女の子と遊ぶのが苦手、母の一件でさらに女性を信じられなくなった私には、女友だちと仲よくなって気持ちを埋める選択肢はなかったです。
ということで、彼氏をつくりました。
彼氏との雲行きがあやしくなってきたら次の人、その人とあやしくなってきたらまた次の人……。
"彼氏" というポジションの人がいればとりあえず安心って感じでした。
「遊んでる」とかいろいろ陰口を言われてましたね。
数少ない友だちはいましたが、うわべだけのつき合いしかできませんでした。
自己肯定感がドン底に落ちた高校時代
高校生になり、さらにこじらせます。
《 自己肯定感がドン底に落ちた出来事 》
ここからさらに私の自己肯定感が下がる出来事が起こります。
トップをキープしていた成績が下がりました。
そこで母の一言。
「勉強できなきゃ意味がない。」
自己肯定感が上がらなかったと言っても、母の気持ちをつなぎとめることはできていると思っていたので、この一言は傷つきました。
さらに、数少ない友だちも勉強で頼ってくれなくなり、自分の価値がわからなくなりました。
ただ、友だちに関しては完全に私の被害妄想だったと今はわかります。
自己肯定感が低いと、周りの人全員が自分のことを認めてくれていない気がしてしまうんですよね……。
《 生きてる意味って…… 》
成績が下がって何も価値がなくなった自分。
生きてる意味がなくなった気持ちでした。
だから電気コードで首を絞めました。
寝ている母親の横で。
けど、自分で首を絞めるって無理なんですよね。
苦しくなってどうしても手がゆるまるんです。
本当に死にたかったわけではなく、母に気づいてほしかった。
何回かチャレンジしましたが、母は気づかず爆睡でしたw
あとは、首を絞めて苦しくなるときに私はやっぱり生きてるんだなって感じられるのが、どこか安心しました。うまく説明できませんが……。
《 彼氏作戦は続く 》
中学に引き続き、彼氏というポジションの人はいないとダメでした。
直接書くのは控えますが、自分を大事にしないこともたくさんありましたね。
私が誰と何をしたとかどうとか相変わらず陰口も言われてました。
自己肯定感が低いと起こること
私の自己肯定感が低かった時代は中・高のときです。
その後徐々に上向いていきます。
今回は自己肯定感が低いと起こることについて書きたいので私ストーリーはここまでにして、自己肯定感が低いと起こることについてまとめます。
自己肯定感が低いと……
・他人の評価が気になる
・誰か(何か)に依存する
・数字で自分の価値を決める
・自分のことを大切にできない
・自分は生きている価値がないと感じる
こんな感じになり、最悪自殺にまで発展します。
自分で自分のことを認められない分、他の人に認めてもらわないと精神的なバランスが保てなくなります。
そのため、他人の評価だったり、わかりやすい数字で自分の価値を決めるようになります。
誰かに依存するのも、自分の存在を確認するためには必要です。
他人に依存すると、その人に嫌われるのを恐れて言うことを聞いてしまうことが増えます。
たとえそれが自分の気持ちや体を傷つけることであろうとです。
そんな日々が続くと自分はなんのために生きてるのか、自分には生きてる価値がないんじゃないかと思うようになります。
私の場合は、どこかに母を信じたい気持ちがあり自殺には至りませんでした。
しかし、最悪の場合は命を落とすこともあります。
最後に……
「母親のそんな些細な一言でダメージ受けるの?!」と思った人もいると思います。
今の私なら大丈夫な自信があります。
しかし、子どもの私は母の存在が特別大きく、気持ちが沈んでるところをさらに蹴り落とされた感覚になってしまいました。
タイミングがうまく(?)あってしまったんですね。
また、これを読んで「要するにただのメンヘラじゃん」「中二病こじらせてヤバイやつ」と思うかもしれません。
確かに、私が実際にこういう経験をしないで育った人間ならそう思うかも。
しかし、実際自己肯定感が低い人は年齢に限らず生きづらさを感じて苦しんでいます。
少しでもそれを理解して寄り添ってくれる人が増えたらいいなぁと思います。
暗い話を長々と読んでいただきありがとうございました!
現在の私は自己肯定感高く生きてますw
このnoteとともに、Twitterやブログでも仲よくしてくれたら嬉しいです😄
需要があれば、私が自己肯定感をあげた方法も書いていこうと思ってます✨
今後ともよろしくお願いします!
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