ブロードウェイ・ミュージカル「ドリームガールズ」

今日はブロードウェイ・ミュージカル「ドリームガールズ」というテーマについて書きたいと思います。

本日、博多座で公演中のブロードウェイ・ミュージカル「ドリームガールズ」を鑑賞してきました。

3時間超え(休憩30分有り)の大作です。
満員御礼でした。
やはり、この作品は知名度も高いし、人気ですね。

ストーリーは映画を見たこともあって知っていたし、とてもシンプルなサクセスストーリーなので、とても楽しみながら観ることが出来ました。

舞台で観るミュージカルって、俳優さんの息づかいから、歌、踊り、セリフがこちらにビンビン伝わってきて、臨場感が抜群にあってとても良いです。

とくに感動したのが、圧倒的な歌唱力と歌声で魅了するシーンです。アレは生の舞台ならではの迫力であり、魅力ですね。

あとは、照明や衣装なんかも素晴らしかったです。ストーリーに合わせた細やかな演出、最高です。

舞台やライブなんかに行くといつも思うのは、エンターテイメントはお客さんと一緒に創造していくものだということです。
まさに、舞台は生き物なんですね。

決して、プロの演出を観るだけが舞台
の楽しみ方ではありません。
素晴らしい演技を見た時に拍手をしたり、リアクションを取ることで一緒に舞台を盛り上げることも、舞台を見に行くときの心得だし、醍醐味です。
そうすることで舞台空間は更に盛り上がりますし、役者さんたちも乗ってきます。

それと、今回、三階席から鑑賞していたため、全体を俯瞰してミュージカルを観ることが出来ました。一階席の舞台の目の前で見る魅力なんかもありますが、三階席も良かったです。
全体を見渡しながら見るのも気持ちが良かったです。

役者という仕事って本当にすごいなぁと思いましたし、私なんかは絶対に出来ません。
好きという気持ちがないと成り立たない職業ですね。なぜなら、そういった好きとか熱量のようなものは観客に伝わるからです。
そういった気持ちがないとお客さんの気持ちを動かすことはできません。

あとは、このドリームガールズはシナリオが良いですね。見事に感情曲線が描かれてます。
観ているこちらの感情が大きく揺さぶられます。

NYでNo. 1を獲るというシンプルな目標が良いですね。そういうサクセスストーリーを観客は疑似体験出来るのも人気の秘訣だと思います。

舞台はいいですね。エンタメはやっぱり最高です。

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