SKIN (21分の短編映画)を観た

今日は「SKIN (21分の短編映画)を観た」というテーマの文章を書きたいと思います。

すごい短編映画を鑑賞した。

本作は、アカデミー賞で短編実写賞を受賞した短編映画です。

正直、たった20分足らずでこんなにも心を揺さぶる映像作品を創れることの、その才能の豊かさ、凄みを感じました。

本作はアメリカの人種差別問題が大きなテーマになっていて、白人vs黒人のいざこざがストーリーの軸となっております。

私は次のようなメッセージをこの映画から受け取りました。

それは大きく2つあります。

一つ目は、「因果応報」です。
一方的に相手を傷つけたり、攻撃したら、しっぺ返しを必ず食らうということ。
そして、そんなことをしたばっかりに思いもよらぬ悲劇に見舞われ、そして、最悪な結末を迎えることもあるよ、というメッセージですね。
ちょっとしたキッカケで人生がとち狂ってしまう恐怖や悲しみをたった20分で体感できました。

二つ目は、「教育」です。
どんな親のもとに生まれ、どのような家庭で育つかは運次第なところがありますが、とんでもない環境下で生きることを強いられる子どもの切なさをとても強く感じました。

親から、銃を撃たされたり、クルマの荷台に乗っけられて振り回されたり、黒人をからかったり、虐めるような親のもとで暮らしを強いられる子どもはほんと可哀想だなぁ、と。
子どもがこういう環境下で育つからこそ、人種差別ってなかなか無くならないんだろうなぁと思いました。
マジで、家庭環境や教育ってすごく大切だなぁと。

とにもかくにも、20分でこんなにも人種差別の悲しみや切なさが理解できる映画はないので、是非とも見てみてください。
おすすめです。

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