見出し画像

【3-0825】雷鳴にチューニング

【このnoteを開いてくださった貴方へ】

こんばんは、要小飴と申します。


関西にある遊気舎という劇団の末席に身を置き、演劇に勤しんでいる者です。平日昼間は保育園の先生をしています。

このnoteは、そんな私が日々の所感を記録しながら、自分の思考を再確認したり、自分なりの表現を探したりする、そんなものにしたいと思っています。

連日、雷が鳴っている。

保育園にいる間に雷が鳴ると、子供たちが怖がったりして、それはそれは可愛い。私が子供のおへそを手で隠したりすると、その子が「こいつマジで言ってんのか」という顔をしたりする。その、妙に冷めているのか、それとも強がりか、未知との遭遇か、人生始めたてな彼らのリアクションは見ていて興味深い。

さっきも、本当に急に、バリバリと大きな音が聞こえたので、思わずカーテンを開けて外を覗いた。大きい音は苦手なのだけれど、雷のそれは得意とか苦手とかそういうの抜きにして、驚く。日常的にこんなに大きな音を聞くことはめったにない。だから、ああ、私の知覚できる世界にもこんな大きな音が存在するのか、と驚く。

耳が日常の音に慣れてしまっているのだと思う。日常的な音は聞いているようで聞いていない。鼓膜をただ揺らすだけ。だから、そこに雷みたいな大きな音を聞くと驚くし、耳がちゃんと機能しているということを改めて確認する。

まあでも、こんなふうに音の方からこじ開けられるんじゃなくて、耳から、つまり私から聞こうという準備状態を作っていたいものだが。耳を外界の音にちゃんとチューニングし直して、世界を聞き逃さないようにしたいなぁ。

いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴