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【3-1031】ハロウィンを楽しむ人たち

【このnoteを開いてくださった貴方へ】

こんばんは、要小飴と申します。

関西にある遊気舎という劇団の末席に身を置き、演劇に勤しんでいる者です。平日昼間は保育園の先生をしています。

このnoteは、そんな私が日々の所感を記録しながら、自分の思考を再確認したり、自分なりの表現を探したりする、そんなものにしたいと思っています。

今日はハロウィン。みんなお菓子はもらえただろうか。

今朝は通勤電車のホームでチャッキーっぽいコスチュームを着た女の子二人組を目撃した。7時台だ。爽やかな朝にチャッキー風女子。なんだか、いじらしく思う。本気のそれは多分結構準備に時間がかかっているはずだ。朝も早よから起きて、このクオリティまで用意して、電車に乗ってここまでやってきたのだ、と思うと、ただただ拍手を送りたい気持ちになる。

普段からコスプレを愛している人たちともまた違う、この日この時を狙った人たちの情熱というのは凄まじいなと思う。高校の文化祭で、文化部よりも輝く運動部みたいな爆発力がある。あいつらずるいんだ。私たちは一年中この日のために、というと大袈裟というか、またちょっと違うのだけれど、この日につながるような活動を一年続けてきているのに、そんな私たちよりただのイベントとして楽しむスタンスの運動部の人の方が場を掌握したり、歓声を浴びたりする。ずるいんだ、と思う反面、それに憧れを抱いてきた。

そうして今、やっぱり私はハロウィンで仮装をする側にはいないのだけれど、その人生を楽しむスタンスにはすごくやわらかい気持ちを持っている。そういう人たちを眺めることで、世の中の楽しみ方のサンプルを見ているような気持ちになる。同じ阿呆なら踊らにゃ損なんてフレーズもあるけれど、見る阿呆もそれはそれでニッチな楽しみ方が出来るのだ。

みんな楽しいハロウィンを過ごしてくれていたらいいな。

いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴