【3-1120】描き込まれる
台本に言葉が足されていく。台詞、ト書き。
前にもそんなことを書いたっけ。
そもそも、遊気舎の今の創作の形は、座長の本は(これまた心血注いで書かれてあるのだが)ありながらも、稽古場で各役者が持ってくる粒子をくっつけて、新たに作っていく感が強い。その中で、その役者の持ってきた粒子によって本の言葉が変わることもあるし、演出家と作家の脳内会議によって、こちらに託される情報が増やされることもある。
この情報が増えることで描きこまれる自分の役の役柄と人柄を捉えて、形にする。今の私はまだそういう段階。最初の印象とはだいぶ変わってきた、私の役。役柄を果たせるような人柄を捉えられたらと思う。
いつのときもお芝居は難しく、面白い。
そして、関西弁もいつのときも難しく、面白い。
歯ごたえ噛みごたえのある作品だ。役者として。お客様にも、噛めば噛むほど、なスルメのような芝居にしたい。
いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴