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【2-1216】朗読Barのこと

【このnoteを開いてくださった貴方へ】


こんばんは、要小飴と申します。


関西にある遊気舎という劇団の末席に身を置き、演劇に勤しんでいる者です。平日昼間は保育園の先生をしています。


このnoteは、そんな私が日々の所感を記録しながら、自分の思考を再確認したり、自分なりの表現を探したりする、そんなものにしたいと思っています。
今日のnoteは具体的に告知が主な内容になるので、普段とちょっと違うかも。

昨日のnote

で、触れていたお知らせは、これ↓のことでした。

来年の一月に突劇金魚さんの朗読Barに出演することになりました。ご一緒する方々もはじめましての方が多くて、緊張します。

このツイートをしてから半年経ってしまいました。

朗読Barについては、先月にもこのnoteに書いたことがありましたが、

これはあくまでお客さんとしての感想なので、もう少し宣伝めいたことを、改めて書こうと思います。

朗読Barが開かれるのは、中崎町のcommon cafeです。Googleマップ的にはOsaka Metro谷町線の中崎町駅から徒歩1分の立地。大阪駅、梅田のあたりから歩いていくことも可能です。

common cafeの前に辿り着いたら、地下へ続く階段を降ります。すると、そこに朗読Barの受付スタッフさん(多分和装)が待っていてくれます。朗読Barに関わっているスタッフの人たちは、突劇金魚の劇団員ではありませんが、朗読Barをこよなく愛している人たちです。それぞれ自分の劇団や主となる活動がありながら、朗読Barという場を守り、育てることに注力している、大変頼もしい人たちです。

朗読Barの会場内は飲み物の持ち込みが自由となっています。好きなお酒、ジュース、コーヒー、お茶、などなどを飲みながら、朗読に耳を傾けていただける空間です。もちろん、今は屋内ではマスク着用が必要な状況ではありますので、劇場と同じようにマスクは基本的にはしていただいて、飲む時だけさっとずらして、またさっと戻す、そんなスタイルでお楽しみいただくことになります。

朗読の演者は6人。十人十色ならぬ六人六色でさまざまなタイプの朗読が聞けるはずです。また、3人まで終わると、一旦換気休憩がとられます。入り口ドアが開け放たれて、お客様が外に出ていただくことも可能です。

終演後には、演者とお客様の交流会もあります。参加は自由です。会場内は終演後もそんなに明るくならないので、そっと帰ってもわからないですし、よくよく目を凝らさないと誰がいるのか、本当にわかりません。マスクしてますしね。でも、その中で、わずかな時間ではありますが、その日の朗読の話だったり、近況だったり、そんなことを話す機会が設けられています。そして、話すことなく、みんなの様子を眺めながら、残ったお酒をぐびぐび飲む、みたいな過ごし方も出来る、程よい空間となっております。

と、まあ、ここまでは朗読Barの公式サイトにも載っているような内容ですが、これが私がお客さんとして何度か行って把握している、朗読Barのイベント内容です。まだ朗読Barに行ったことがない人にとっては、なかなかに謎なイベントだと思うのですが、薄暗い中で、ほろ酔いになりながら、朗読に耳を傾ける、アットホームな催しかなと思います。

そして、今回、私が何を読むかと言いますと。

私は以前、この朗読Barが突劇金魚さんのアトリエで開かれていた時分に、三回、朗読Barに出演させていただきました。最後が2020年の3月。なんと二年も前なのですね。その三回中二回、読んでいたのが、


このnoteに詳しいのですが、能の『黒塚/安達原』のお話でした。能の筋立てを自分で要約したものを読みました。私はどうにもこのお話が好きで仕方ないのです。

二年ぶりに朗読Barに出演することになって、まず読みたいのは、やっぱり安達原の鬼の話でした。またか、と思わなくもない。でも、アトリエとは違った、新しい空間が広がる朗読Barで読んでみたいと思うのは、あの鬼の話だったのです。

そこで、今回は能の筋立てそのままを読むのではなく、視点を入れ替えて、安達原の鬼の前日譚のお話を組み込んだ、私なりの鬼の話を書いて読もうと思います。自分で書いたものを自分で読む、演じる、という今までやったことがないことを、朗読Barのあの灯りのもとでやらせていただこうと思います。

ということで、年明けすぐのご挨拶もさせていただきたいと思いますので、どうぞ皆様ご来場くださいませ。

私のチケット窓口↓

それでは、今日はこのへんで。
要小飴でした!



いつも見守ってくださってありがとうございます! これからも表現活動、創作活動に勤しんでまいります。 要🍬 小飴