文章を書くのが苦手な人へ贈る、現役ライターの知恵
こんにちは「かなめ かいじ」です。
ライター業を齧り始めて5年程、最近は電子書籍の出版などにも携わっています。基本的に原稿を納品する事が多いのですが「書き続ける」ことを仕事にしているので、書けない時もなんとか書く必要があります。そこから得た気づきを纏めるので、文章を書くのが苦手だなと思う方にとってヒントになることがあると思います。
書くことに苦手意識がある人はぜひ最後まで読んでみてください。きっと今より書けるようになっているはずです。
書く力とは表現の引き出し
私は特別文才がある訳でも豊かな発想力を持っている訳でもないと自己分析しているので、書く力を地道に鍛えるしかありません。仕事の時はいくつかの書き方のフォーマットを完成させてそれに合わせて書くこともあれば、時事ネタを絡めて書いたりします。
書く力とは「表現の引き出し」とも言えるでしょう。天才であればその引き出しは生まれた時から沢山あるので書くのに苦労しませんが、私の様な凡人は引き出しが少ないので書くのに苦労します。だからこそ読書や映画を観たりして引き出しを増やす必要があるのです。
アイディアの集め方
よく「書くネタが思いつかない」とか相談を受けるのですが、私も思いつきません。普通の人はアイディアが無限に湧いたりはしないのです。なので凡人の私たちは読書や映画鑑賞、時事ニュースなんかの外側の刺激を自分の言葉に翻訳して書くしかありません。
コツコツと書きたり刺激を取り入れて、引き出しを増やすしかないのです。そしてフォーマットを自分なりに作る事で、書き方のスタイルが確立するのです。ある程度フォーマットが完成すればテーマに合わせて埋めていけばあっという間に文章は完成します。
文章力は筋トレと同じ
あれこれ想像して書かずに終わってしまうのは時間の無駄です。どんなに下手でもとにかく最後まで書いてみましょう。どれだけ下手でも、何度も何度も書いてみればそれなりにこなれてきます。
とはいえ無駄に苦労する必要もないので、①テーマが伝わる文章か②届けたい層に届く内容か③端的に情報をまとめているか、の3つを振り返りながらまずは500字程度でも良いので書いてみるのがおすすめです。筋トレと同じで少しずつ重さ(文字量)を増やしていけばいいのです。
細く長く続けることで、確実に読みやすい文章を書く力は身につきます。ぜひ試してみてください。
さいごに
書くことは自分自身を削りだす行為だと私は思っています。だからこそ書き続けるだけでは干からびてしまう。時には読書や映像作品に触れたり、体を動かして削れた自分を取り戻す必要があると思います。
豊かな生活を送ることインプットを忘れないことで、書く力は高まると私は考えています。書くことが苦手なあなたも、まずは難しく考えずに私の記事を読んでどう思ったかコメントしてみてください。その一歩が描くことへの苦手意識の克服になることでしょう。
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かなめ かいじ
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