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電子書籍ライターとしての営業方法


こんにちは「かなめ かいじ」です。
ライター業を齧り始めて5年程経ってから最近、電子書籍の出版に携わって気づいたことを書きます。

結論からいきましょう、単価が上がらないライターは営業して電子書籍を出版したい人や代筆ライターを欲しがっている人を探すべきです。

 ということで、今回はザックリ電子書籍を発行したい人とマッチングするコツをご紹介します。

実績を作る

 電子書籍の文字数は約1万〜3万字と言われています。書くことを仕事にしている人ならサラッと書ける量ですね。ということで自分の得意とするテーマで3冊ほど出版してみます。ここで大事なのは質のいい物を作ることではなく、ポートフォリオとして見せる為のものだということを忘れずに書きましょう。なので自伝やHow toものなど、みんなが求めている物を書きましょう。そしてそれを見本にします。
 実績ができれば次は本を出したい人を探しましょう。

本を出したい人との出会い方

 本を出したい人というのは基本的に、自分のこれまでの経歴を紹介したかったり名刺が代わりに使いたいと考えています。であれば、そういう人達が集まりそうな場所に行けばいいのです。
 地元の社長さんたちが集まるコミニュティに入って、ポートフォリオを見せながらどんどん営業しましょう。 
 またSNSを使った営業も効果的ですが、実績がまだ足りないうちは顔を突き合わせた関係で仕事を頂く方が難易度は低いと思います。
 とはいえ仕事を取る手段は多いに越したことはないのでメールやSNSでの営業もやっていって感覚を掴むのがおすすめです。

 ここで間違えてはいけないのが、その人が書きたがってることや目的を正しく理解して営業することです。それによって、より具体的なイメージが湧いて契約につながります。

どういうシステムで契約すれば良い?

 私は基本的に、本の内容の打ち合わせをしてからサンプンルの文章(はじめの書き出しや第1章第1冊など2千字程)を確認して頂きご入金という流れです。私は文字数によりますが、それなりに1件あたりの単価が高く設定しているのでそれに見合った仕事が出来ることを確認していただいてから残りの原稿に取り掛かっています。

単価に合った手厚いサービスを提供する

 また守秘義務など細かいところにも気を遣うべきです。なぜなら、高単価の仕事を獲得するのであればサービスも充実しなければ契約に繋がらないからです。出版しておわり!ではなく、宣伝方法など付加価値的なサービスも提供するべきです。そういったサービスも対価の中に入っていると考えましょう。
 クライアント様と打ち合わす中で自分が提案できることをきっちり提案する、所謂コンサル的な視点も持っていると有利です。

 ザックリと書いてみましたが、電子書籍の発行をサポートするライター業務の流れが伝わったと思います。大前提としてそれなりに書けること、本の構成を提案できることがあるので準備期間が必要になる働き方です。ですがいつ打ち切られるかわからないネット記事にしがみつくよりも、継続的な需要が見込める働き方だと私は思っています。

 実績が無いから仕事は貰えないという考え方を捨てて、まずは自分で実績を作って営業をかけて、自分で仕事を手繰り寄せようとすれば自ずと道は開けます。単価の低いネット記事を書きまくるよりも最短でまとまった金額にたどり着けるので、伸び悩んでいるライターさんは参考にしてみては如何でしょうか。

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電子書籍の出版サポート、記事、エッセイなどのご依頼は下記のメールアドレスもしくはTwitterのDMにお願いします。得意とするのはSNS、インフルエンサー業、サブカル、オタクカルチャー、キャンプ、野宿旅、車中泊、バイクなどのジャンルです。

かなめ かいじ
kaijikaname@gmail.com
Twitter@kaname_kaiji

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