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私をスキーに連れ戻して(2)「板がロシニョールで、ウェアはフェニックス。渋いは渋いな」

シリーズ2話目にして、サムネは本格的なデモンストレーターに。

これが25年ぶりの私の滑りです。嘘

写真は、古くからの友人、Kちゃんです。

Kちゃんは、地元ではかなり名の知れたスキーヤーです。

と、いうのも、職業が「スキー、山岳、アウトドアショップ」のアドバイザー?プランナー?なのです。

Kちゃん自身のスキーも、指導員の腕前なのはもちろん、若い頃は競技スキーでかなり実績のあった選手だと聞いています。

第二話は、このKちゃんについてと、Kちゃんがアドバイスするスキー道具について、書きたいと思います。

1.Kちゃんとの出会い

10年以上前、お互いが行きつけの居酒屋でカウンター並びで意気投合したのが出会いです。

それだけならよくある話ですが、そのころ、私が初めて登山に挑戦しようとしていたタイミングだったというのが、長い付き合いが始まるきっかけでした。

その後は、私も登山にはまってしまうわけですが、その時は知人に誘われてのことで、どうも乗り気な話ではなかったわけです。

ちょうど知り合ったKちゃんに、その自分の正直な心持ちを話したところ、

Kちゃんは、こう言いました。

「すぐ道具から入らないで、まずは自分のを貸すから、登山してみて、また行きたいと思うか確認してからがいい」とアドバイスしたのです。

普通なら、登山を始めたいという人がいたら、自分から買って欲しいというのが当たり前でしょう。

このときのアドバイスが、この分野で困ったときは、この人に相談しようと決めたきっかけになりました。

結局、登山の魅力にはまった私が、靴とかリュックとかKちゃんから買おうとしたところ

「どうせすぐ飽きるって、しばらく俺のお下がり使ってればいいよ」と結局、売ってくれませんでした。

2.まず、格好から入る功罪

買ってしまえば、やるしかねーべ!

いい道具持てば、やる気でるや!

それなりの値段した物は長持ちするよ!

どうも、この3つの言葉を妙に正当化する思考のクセが私にはあります。

しかし、なかなか大胆に買い物できない性格なので、今回のスキーの件も、まずはKちゃんに戒めてもらおうという目論みもありました。

案の定、Kちゃんからは、

「レンタルで十分だべー」
「人に貸してるの、返してもらったら、それ貸すよ」

と、まったく売る気なし。

私も、話しているうちに

「まあ、そのうちでいいかな」とトーンダウンする始末。

3.ロシニョール4S

昨日は、ほんとに久しぶりに、Kちゃんと馴染みの居酒屋に行きました。

そこでも、スキーの道具談義(昔の)。

なんでも、昔の板で滑るサークルがあるんだとか、

そこでは、私が愛用していたこの板。

ロシニョールの4S、の話にもなりました。

この黄緑色に惹かれて、203センチで購入したのが、忘れもしない入社初の冬のボーナスで!

ビンディングは、サロモンでした、確か。
ネットで画像探しましたが、見つけれませんでした。

この板が、私が購入する最後のスキーになるはずでした。

ロシニョールといえば、このセリフ。
私も靴は黄色のサロットが欲しかった。

そうそう、履いてた靴はこれ

ノルディカ981

踵にダイヤルがついていて、リフトから降りて滑り始めるときに、

ガリガリッ、ガリガリって締めてからスタートするのが、妙にかっこいいと錯覚したわけです。

ただ、それだけの理由で、大学時代にバイト代で購入。

学生時代から社会人まで、10年は履いたと思います。

4.まとめ

さて、今回は、Kちゃんとの再会から、スキー道具にまつわる記録と考察を書いてみました。

シーズンも2月半ば。

これから、私はどんな形でスキーに連れもどされるのか、楽しみでもあり、不安でもあり。

ただ、25年ぶりのスキーをしたからこそ、久しぶりにKちゃんと再会し、盛り上がれたわけで。

勇気を持って、何かをすると人生が微笑み返ししてくれるわけです。

いよいよ、このシリーズ第3回の次回は、
「志賀高原、白馬、斑尾、スキーバスツアーの思い出」バブル真っ盛り編
を書き出したいと思います。

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