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トレッドミルの練習を導入することで、フルマラソンが一気に速くなった話

大学4年時に初めてフルマラソンを走って、2時間41分05秒。30km走も一度しかやらずにこのタイムだったので、もっと練習すれば簡単に2時間30分くらい出せるだろうと思っていました。

しかし、全然達成できない。社会人になり忙しくなったというのはあったが、3時間をギリギリ切れるかどうかという状況が続く。

そんな中、2023年の秋にJOYFITを契約しました。暑い中走るのが嫌というだけの理由でしたが、これが自分のマラソン人生を変えました。私の利用状況はこんな感じ。

~マラソンシーズンの一週間~
月曜:オフ
火曜:トレッドミル60~90分jog
水曜:競技場でポイント練習
木曜:トレッドミル60~90分jog or帰宅ラン
金曜:トレッドミル60~90分jog
土曜:トレッドミル変化走
日曜:トレッドミル60~90分jog orロードでの距離走

週4~5回、総走行距離の7割くらいはトレッドミル上だと思います。この練習パターンにしてから覚醒、2時間29分で走れました。

この記事では、トレッドミルはマラソン練習に最適な理由を紹介します。


1.足へのダメージが少ない

マラソン練習を継続する障壁の一つが、足に痛みがでること。長い距離をアスファルトの上で走ると、どうしても怪我につながります。かといって芝生やウッドチップの周回コースなんて、そう近くにあるもんじゃない。
トレッドミルは若干の柔らかさがあります。私はロードで90分も走ればふくらはぎや太ももに筋肉痛を感じますが、トレッドミルではそれが少ない。着地の衝撃が弱いので、長い時間のJOGを、2日・3日続けてやりやすいのです。
「それでマラソン本番耐えられるの?」と思うところですが、自分の場合はOKでした。

2.リズムを崩されない

外で走ると、歩行者や車、信号、曲がり角など、スピードを落とす必要ある場面に遭遇します。でもトレッドミルにはない。無駄に神経を使うことなく、一定のペースで走ることが可能です。

3.給水が簡単

部活で走っていた頃はマネージャーが水を渡してくれましたが、社会人ランナーにそんな夢のようなことはありません。トレッドミルなら前の操作盤の部分に水筒をおけるので、超便利です。

4.動画を見ながら走ることができる

これもかなり良いメリット。30km走なんかやるときは前半の12kmくらいまでが暇ですが、トレッドミルなら眼の前にiPadを置くことも可能です。私の場合は、フルマラソンの動画を見ながら走っています。

5.ロングインターバルがやりやすい

ある程度の記録を出すために必要なのが、2km以上のロングインターバル。競技場なら簡単だけど、近くにないロードランナーにとって、2km以上それなりのスピードを出せるコースを探すのって結構むずかしい。特に都会に住んでいる人は。トレッドミルならその点問題なし。

6.天候に左右されない

ジムの中にあるんだから当然。梅雨の時期でも、35度を超える猛暑の日でも、変わらずトレーニングが可能。

 以上の6つが、トレッドミルを使うメリットだと思います。ジムを契約するのには月5000円~1万円くらいかかりますが、記録を出せる年代なんて限られているし、月の飲み会を2回くらい我慢すれば出せる金額だと思います。JOYFITでもANYTIMEでも契約して、走ってみてください。最後に、メニューの一例を載せておきます。

メニューの例と設定スピード

①【2分(18km/h:傾斜1%)+2分(10km/h:傾斜2%)】×10
②8分(18km/h-18.5km/h-19km/h:傾斜1%)×3(rest4分)
③3分(20km/h)+20分(18km/h)
④132分jog(10km/h:傾斜2%)
⑤13分20秒(18km/h)×2

ぜひ試してみてください。

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