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野村 克也 全語録~語り継がれる人生哲学~

”リーダーの器以上に、組織は大きくならない”

まさにその通りですね。チームは監督の力量以上には伸びないし、監督の器よりも大きくなることはない。これは組織論の原則とのこと。つまり組織が強くなれるかどうかは、リーダーの力量にかかっているということだそうです。器とは、業務に関する知識と理論、さらに戦略、戦術に長けていることは当然のことであり、人望、信頼、度量、貫禄、威厳といった人格的な要素に加え、表現力に優れ、的確な言葉を使えることも重要なポイントとのこと。その中でも、野村監督は、器をはかる様々な要素の中で最も肝心なのは信頼、そして周囲から寄せられる信用だと考えていたそうです。

私のケースで見てみると、今の上司は、プライド高く、自分第一、平気でバレる嘘をつく、情報は展開せず自分が優位に立つための道具にする、底意地が悪いといった社会人生活20数年出会ったなかで、かなりの最低ランクの人間です。

この下にいるNo2がその上司を気持ちよくさせることが上手な人で、物事を進める際にはどんな小さなことでも必ず念のため上司の許可/報告をする人で、そのステップがないと後で上司がネチネチ言うのが目に見えているので、そうならないように動くドラえもんに出てくるスネ夫みたいな人です。

結果、グループメンバーは白けてしまい、自ら進んで仕事を広げようとはならず、言われたことだけは最低限やるというような雰囲気になっています。これでは組織として大きくなるわけないですね。

部としてもなぜその上司にグループを任せているのかを明確に説明したことなく、当然その上司からもグループの目標、使命、やりたいこと等説明されたことなく、幹部がああ言っている、こう言っている、だからよろしく、というスタンスです。

まさに週刊SPA!に出てくるようなダメ上司なわけですが、大企業はなんだかんだ言ってもまだ余裕があるからこういう人材が飛ばされもせずに残っているわけです。日本企業の競争力が落ちていくのも仕方ないなあという感じです。

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