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悩みの底の深さを確かめるための時間を持ってみる

1年を振り返る師走。
転職をしたことが今年のわたしのハイライトでした。

転職をしたのは5月。
自分が挑戦してみたい、実現したいことができる仕事だと思い応募をしたところ、ありがたいことに採用され今に至ります。

毎年初詣でお願いするのは「順風満帆」のただ1つなわたしですが、転職後順風満帆とは言い切れない失敗や悔しい思いもしながら過ごしてきました。

不慣れな環境で、全く訳のわからない業界分野の知識を日々コツコツと積み重ねる日々、気がつけばあっという間に今という感じ。そんな、新しい職場で1日も早く立ち上がって役に立てるようになりたいと駆け抜けてたどり着いた11月のある日、cotreeさんからのお誘いが。

#わたしのcotree習慣 に参加してみませんか?」

前々職の上司からは「レジリエンスが割と高め」という評価をいただいていた通り、悩んだり凹んだりしても立ち直りが早く、大体寝て食べて、時々イライラをやり過ごせば特に悩みなんてないというのがスタンダードという自己認識でした。特に、精神的にしんどかったりするわけでもなく、カウンセラーさんと話す必要もないと思っていたのですが、今年は環境の変化が大きかったこともあり、見えないストレスがもしかしたらあるのかもなあ〜と感じて参加することに。

余裕がある時だからこそ、話せるテーマや考えられることがあります。普段はスルーする小さな悩みを扱うことや、もう少し先のことについて話してみることだってできます。

とcotree習慣のコンセプトを聞かされて、「話してすっきりしたい、解決したいという悩みみたいなものはないし・・・」と思いつつ、何も悩みは仕事だけじゃないし、プライベートで課題に思ってることの話もアリかも、ということで予約をしてみました。

ちょうどこの頃、わたしの仕事は繁忙期で、割と遅い時間まで仕事をしていたこともあり、予約時間は少し遅めの20:00から。

オンラインでの面談だったので、在宅での仕事を終えたあとすぐに接続することもでき、通常の物理的に対面形式だと設定が難しい時間帯でもカウンセラーさんの予約ができました。

これなら忙しい人でも定期的に習慣として取り入れやすいのかもとも感じています。

健康であることを確かめるためのカウンセリングがあってもいいのかも。

わたしは3〜4ヶ月に一度、歯医者へ歯科検診に通っています。
昔、なかなか歯医者へ行かないまま、虫歯が進行してしまっていたことに気付けず、大切な歯を1本セラミックに変える必要があると知らされた時のショックと悔しさとバカ高い治療費にゾッとしたことがきっかけで、「虫歯がない、健康な口内」かどうかを確かめるために通うようになりました。

そういえば、メンタル面はどうするのが正解なんだろう?ということは、以前から少し興味はありつつ、自分自身があまり精神的に辛い状態でもなかったので今までカウンセリングというものをほとんど受けたことがありません。

そういうわけで、実際カウンセリングが始まる直前も、なんなら始まってからも、何話したらいいんだっけ??という状態で、「特にこれって悩みはないですし困っていることもないんですけど・・・」という前置きの元話始めると、しばらくしてあることに気づかされます。

それは、「悩みがない」という状態は存在しないのではないか?ということ。

わたしは悩みがあることを忘れている、もしくは、見たくない現実に蓋をしているのかもしれない

普段「悩みはない」と思っている状態は「悩みや困ったことを忘れている」もしくは「直視すると傷がえぐれて生きるのが辛いから、見ないようにしているだけ」という状態だったのかもしれません。

30数年生きていれば、なんやかんや苦しかったことや向き合いたくないことをそれなりに避けたり乗り越えて今があるわけで。

そして、やはり利害関係のある人とは自分の悩みを打ち明けられないことだってあるので、日常的に言葉にする機会がなく、なんとなく自分の奥底にしまっていた悩みはあるんだなあということに気づかされてしまいました。

弱さを見せることは、信頼関係を構築していく上である種とても大切な姿勢でもあるんですが、内容や事と次第ではその後の関係性が変化してしまったり、ありたい自分や見られたい自分でいられなくなる怖さがある。その点カウンセリングは、全くどこの誰かよくわからないけれど話を上手に聞いてくれて、うまく話題を導いてくれる点において、とても安心して話すことができるなという印象でした。

しかし、カウンセリングも正直初回からいきなり胸の内をガッツリ話せるかといったらちょっと難しいかもしれないなということも、初めてカウセリングを受けてみて感じた点かもしれません。

まずは取り留めのない小さな引っ掛かりについて話てみて初めて、その先のコアな悩みの話ができるような気がしています。(実際、「今とてもあの話題を話してみたいなあ・・・」と思っていることが出てきています)

今話してみたいのは以下の3つのテーマ

・うしろめたい苦手と健全に向き合う方法
・身体的なコンプレックスについて
・やりたいことの取捨選択


悩みをアウトプットすることのメリットとデメリット

この「日常の中では忘れ去っていた悩み」は、あえて向き合うことで逆に意識してしまい辛くなることもあると思うんですが、もしかしたら日々放っておくことで悩みの底が深くなっていき、気づいたらその悩みの淵を覗く事自体が恐怖となり、素直に向き合えなかったりメンタルが追い込まれてしまうこともありそうだなと感じていて。深刻な状況になるまで放っておいてしまうと、悩みの解消に時間も労力も使ってしまいますし、場合によっては仕事や日常生活に支障をきたすことだってあり得ます。

自分一人で立ち向かうには恐怖でしかない物事も、ちゃんとライフジャケットの役割を担ってくれるカウンセラーさんと一緒に覗くことで少しは勇気を持って臨むことができるのかも。と感じたカウンセリング体験でした。

cotreeさんのこのサービスだとオンラインで完結できるので、年を越すこのタイミングで、心の中の小さなわだかまりとちゃんと向き合って整理するにはとてもいい仕組みだと感じています。


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