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瀬戸内百景 -瀬戸田(生口島)編-

4月のある週末、尾道へ行っていました。

わたしが人生で一番多く足を運んだであろう旅先「尾道」。

瀬戸内海沿岸やその島々は魅力的な場所ばかりなのですが、その中でも尾道とそこに近接する島々は行くたびに新しい一面に出会える場所だと思っています。

柑橘・レモンの名産地「瀬戸田」

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レモンの産地「瀬戸田」として有名な生口島、画家の大家・平山郁夫の出身地でもあるため、島には平山郁夫美術館あり、海辺のビーチにはアートなオブジェもあり、見所も多い島。尾道から船で40分くらいで辿り着ける場所です。(新幹線で来るなら、三原駅で降りてもOK。三原港からも船が出ています)

今回は以前からできるとの噂を聞いて以来、開業したら真っ先に訪問しようと決めていた「SOIL SETODA」を目的とした旅でした。


SOIL SETODA

1階は「Minatoya」という、まちに開かれた食堂で、Barでありカフェであり、時にはイベントスペースとしても活躍するスペースになっています。

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宿泊していなくても、朝ごはん、ランチ、ディナーの利用が可能で、その土地の新鮮な食材をふんだんに使った美味しい食事が楽しめます。

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隣接する蔵のスペースは島の案内所兼コーヒーのロースタリー。ちょっとこだわりの産品が購入できるスペースでした。

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コーヒーは1階ラウンジのMinatoyaでも提供してくれます。

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瀬戸内の海が目の前のロケーションでコーヒーを片手に海を眺めながら一息。リフレッシュするには最高すぎる条件が揃っていました。

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どの季節に来ても気持ちの良い場所ですが、やはり春〜秋にかけての海は最高に穏やかでキラキラしていておすすめです。

朝の澄んだ空気の中、港や海沿いをぷらっと散歩ができて最高でした。

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2階は宿泊者専用のスペースで、5部屋。今回わたしが泊まったのは個室で、2名まで泊まれます。(5部屋のうち3部屋は海が見える大きな窓があるお部屋。)

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室内はウッディーな雰囲気を基調に、色調も設えも柔らかい印象の寛げるスペース。

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嬉しいのは、「ここに欲しい!」と思うポイント全てに電源がしっかり用意されていて数も多め。リラックスできる低めの座椅子と机だけでなく、海に面した窓際にはきっちり仕事ができる感じの机と椅子もあり、少し長めに滞在してPC作業やお仕事をすることも可能なスペースでした。

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部屋にはいくつか本が置かれていて、そのうちの1つが梶井基次郎の「檸檬」。檸檬の島にぴったりな選書・・・なんて粋なことしてくれるんだ!と思いながら、何も持たずにこの宿に飛び込んで島の自然と部屋を満喫するのもありだなあ〜と思わざるを得ない。

もちろん、一階のラウンジスペースのどの席にすわっても電源が取れるようになっていて、お部屋だけでなく建物どこでもお仕事やPC作業ができ、「現代人のバケーションのツボ、わかってる・・・!」って感じ。いろんな過ごし方を肯定してくれる粋な宿です。


さてさて、実はこのSoil Setodaの近くには「アマン創業者が作った旅館ブランド」と今話題のAzumi setodaがありまして・・・ そこの離れにあたる銭湯・サウナ付きの別棟「yubune」のお風呂を借りることができるのも魅力です。

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(中の様子は撮影NGなので写真がないんですが、浴槽が4つ、うち1つは水風呂、1つは生レモンが浮かぶレモン風呂!サウナもしっかりあった!)

しっかりお風呂を満喫したら、夜は1階のラウンジでのんびりお酒を。やっぱりレモンの島に来たからにはレモンサワー飲んじゃうよねって感じで楽しく夜も過ごせました♪


写真が残ってなかったので、これまたお昼に飲んで気に入ってしまったハーブティの写真を代わりに・・・これめちゃくちゃ美味しかった。

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あとは、宿泊していなくても頼める朝ごはんのお粥もレモンピール入ってたりしてクセになる洒落た味。

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最後に、わたしが気に入っちゃったポイントがもう一つあって、それが「グリーンが豊富」ということ。

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東京兜町にできたK5の植栽を手掛けたYard Works さんが植栽を担当されたんだそうです。
https://www.yardworks-web.com/

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室内にいながらグリーンがめちゃくちゃ豊富で気持ちの良い空間で過ごせる。近所に住んでたら結構な頻度で通いそう・・・(笑)

滞在を満喫しすぎて写真があんまり残ってないのがちょっと残念なので、また今度は少し長く宿泊に行きたいと思います。



SOIL SETODA
広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田254 2


生口島がどんな場所かが全く語られておりませんでしたので、島について知りたい方はこちらもぜひ。(ただし、メジャーな観光地?については全く言及されてないのでごめんね!笑)



\ありがとうございます!/ いただいたご厚意は、新しいチャレンジに役立てます!