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言葉による家庭内DVの話とクロックムッシュを食べた小話

前回は更新が日付を跨いでしまい
大変申し訳ありませんでした……。
今回はちゃんと日付跨ぐ前に
書けました!!

さて、今回もミニ小説を。
誰か同じ状況・
もしくは過去にそんな状況だった人の、
少しでも心が軽くなる手助けに
なれていれば嬉しいです……!!

ミニ小説 仮タイトル:秋風が吹きこむ我が家

………私、風間明那には
誰にも知られたくない秘密があった。

「おい、飯はまだか!!」

「……はいはい、ちょっと待っててよ」

そう言って声を荒げる男は、私の父親だ。
私の父は典型的な『昭和の男』……
女は家事して当然、男は家では何もしない……
そんな考えを地で行く男であった。
Twitterで回ってくるママ垢さんと
見受けられるツイートにも
うちの父親と似たような男のことが
書かれていると、『自分の家だけではない』
ってどこかでホッとした。
ただ、うちの父親は他の家の父親と違って
問題点がある。

「はぁー……っ、ったく、誰のおかげで
メシを食っていけると思ってんだよ!!!
親に向かってなんだその態度!!!」

……作ってるのも、皿出してるのも私だが?
お前は金を、出しているだけだろう。
そんな言葉をグッと堪えて、
怒りを逸らすような言葉を口にする。

……何故自分は親のご機嫌取りをしないと
いけないのだろうか。
何故自分は主婦のようなことをしなければ
ならないのだろう。
やりたい勉強も、趣味だってあるのに
全部が全部後回しで。
母は仕事で遅く帰ってくるのに対し、
父は早く帰ってくる。
私はそれが、とてもストレスだった。
だから夏姉の家にも入り浸るようになったし、
学校にも何かと理由をつけて長くいるように
していた。

本当は部活かなんかに入った方がいいとは、
わかっているんだけど。
それは親のサインが必要だ。
寝る為に帰ってまた仕事に行くような
母にサインを頼むのは申し訳ないし、
父はきっと、『家政婦』が家にいないことに
腹を立てるだろうから言えなかった。

これって、本当に『家族』って言えるんだろうか?
そんな疑問を抱いてから、早二年。
我が家にはいつも、
木枯らしが吹いているような気がしている。

クロックムッシュを食べた話

先日、秋葉原つくばエクスプレス近くにある
建物(調べても建物名がよくわからなかった)
内にある2階のカフェにお邪魔して
クロックムッシュをいただいてきました✨

久々に食べましたが、生ハムが乗っている
今回のものはチーズと生ハムの塩味が
相性抜群で美味しかったです✨

ただちょっとクロックムッシュというだけあって
パンは硬めだったので、ちょっと歯を
痛めている時とかは避けたほうが
いいかもしれません……。

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