夢の中でデジャヴを見た、と、俯瞰している自分がいる / 明晰夢

夢をよく見る。

かなりリアルな夢をよく見る。

朝の二度寝の時、お昼寝の時になどに、夢なのか現実なのかわからないようなくらいの夢を見て覚えている。

今日、夢の中でデジャヴを見た。

夢の中でデジャヴを見ながら、それを俯瞰して「夢なのにデジャヴ見れるんだ」って思っている私もいた。

明晰夢。

デジャヴ（既視感）とは、夢や単なる物忘れとは異なる。デジャヴは神経の“通り道”が違ってくることで起こる脳内の情報処理プロセスに起因するものである。（Wikipedia)

明晰夢（めいせきむ、英語: Lucid dreaming）とは、睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことである。明晰夢の経験者はしばしば、夢の状況を自分の思い通りに変化させられると語っている。（Wikipedia)

デジャヴの時って、あれ、何だったけこれ、どこかで見たような、そうかデジャヴか、、、と分かっても、なんだか不思議で、何度か頭の中でそのシーンを繰り返し思い出すような行動をしてしまう。

んーーと、もう一回、もう一回きたら思い出せる、、、みたいな感じで、この「どこかで見た感じ」をまた思い出そうとする作業。

それを夢の中でもやっていた。

というか、思い出したくてほとんど念じていた。

この、念じている行為がすでに夢の中の自分なのか、夢を見ていると理解している現実の自分なのかすら曖昧だった。

私はたまに明晰夢を見ながら、夢をコントロールできる。

結果的に今日も、なんとなく、できていたんだろう。

念のため伝えておくと、オカルトとかではなく、学術的に認められている脳の作用の話だ。

今日の夢は階層がいくつもあり、まるで映画「インセプション」のようだった。

デジャヴと明晰夢のミックスで階層を行き来しながら、ほとんど私は夢の中で遊んでいた。

ゆらゆらと。

いつまでも、この曖昧な世界を楽しみたいと思って、わざと繰り返し繰り返し、このデジャヴのシーンを反復させたりしていた。

明晰夢や、やたらリアルな夢を見られる人は、現実とは別の世界線が複数あるような気持ちになることもあるだろう。

私は。

ある時は戦場の戦士だったこともある。

ある時は学校の先生で数学を教えていたこともある。

全然知らない人と一緒に暮らしていたこともあるし、延々とゼリーの海を食べながら泳いでいたこともある。

明晰夢を見れることは自分ではとてもお得な人生だなと感じる。

例え朝の二度寝のひとときの間だけだったとしても、確かにもう1人の私がいて、全く別のその世界で生きていたんだ。

さて、明日もどんな夢が見れるかな。

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（オカルトではない。脳の作用を楽しんでいる話）

オススメ。

私の夢の中、よくこんな感じになる。

インセプション (字幕版)