「自分で価値を決める」ことができる、体験の場
お店運営のアドバイザーとして相談に伺っていたフォトギャラリー 、pieni onniさん。
「写真を買う」ことができるフォトギャラリー 。
今はプレオープン中で、写真家でない方も展示可能。
様々な写真が展示されていてとても楽しい。
写真って、今、「プリント」までする人がどれだけいるのか。
私はここ数年、全くしていなかった。
それが、プリントされて額装されて壁に飾られると、一気に「作品」感がでる。
スマホの画像をスクロールしてみるのと、額装された一枚の写真作品をみるのとでは、大きな違いを感じる。
また、キャプションには、写真が¥0000、額¥0000と、価格が表記されている。
その価格を見ながら作品を見るというのも新鮮。
「物の価値」についてなんだか不思議に思う。
1枚5,000円のもあれば1,000円もあり。
もっと高いのもこれから出てくるだろう。
プロかアマかも、私のような素人にはわからない。
なのでその価値は完全に「自分がその価格で欲しいと思えるかどうか」に委ねられているなあと感じた。
そこには相場もなく、適正価格もない。
強いていうなら、プリントして額装し出品料を払う、という原価があるのみ。
世の中は「わかりやすく相場が決まっているもの」が好まれがちだと思う。
わかりやすいし、比較しやすいので。
だけど実際は、写真に限らず、アートも、コンサルティングも、動画編集なんかも、「相場がない、わかりにくい」ものだってたくさんある。
そういったものに対して、解像度を上げて、「作品の価値を売る側も買う側も自分で決めること」を考えてみる機会があってもいいなあと思う。
自分の提供するものは、単なる相場でなく、自分自身の価値を見て決めているか?
買い物をするときに、比較対照するものがなくても、自分で選ぶことができるか?
フォトギャラリーpieni onniは、写真に対峙し「自分で価値を決める」ことができる、体験の場でもある。
たびたび、行こう。
自分の芯を確かめるために。
(noteサークル限定記事から抜粋、加筆修正しました)
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