男とか女とかの二元論ではなく、多様である性の話

男は〜とか、女は〜とか、と、性別でカテゴライズする話題が苦手だ。

世界には男か女しかいない、と思っている人が、「男は〜」「女は〜」と言っているのではないかな？と感じる。

身体的な性別に関する話題で便宜上使うことは確かにあるけれど、個人的には性別の話はそもそも苦手だ。

だって世界には、男か女しかいない、なんてことはないのだから。

お店をやり出してからたくさんのいろんなお客様に出会うことで、「性別」っていろんな種類があるのでは？と初めて気づき、その後近しい人からのカミングアウトなどを経て、たくさん調べたり、自分はどうなんだろう？と考えた時期がある。

そこから、「性自認」という言葉を知ったり、「性別は男女の2つだけではなくグラデーションである」と知ったり、「体の性別と、性自認と、恋愛対象の性」の組み合わせによっては、一口に「ジェンダー」と言ってもものすごい多様なものであると知った。

カテゴリに関してはこちらのnoteで見るのも良いかと。

初めて「性別」「ジェンダー」について考える人にとっては、「人間は単なる異性愛の男女だけではない」ことについて衝撃を受けるかもしれない。（私は初めて知ったとき、こんなにも様々な性があることにびっくりした）

また、この記事にもあるし、こちらのTwitterにもあるように、そもそも男女という性別に囚われない、男女どちらにも当てはまらない、ノンバイナリー（Xジェンダー）というカテゴリもある。

今まであまり大きな声で話せてなかった自分の話
と、
色んなXジェンダーの方の話を聞いてみたいなと思った話 pic.twitter.com/e0Ybq0y4jJ

— いちし (@Ichi_14ace) July 10, 2020

このTwitterを見たときに、改めて、私はどうなんだろう？と考えた。

身体的には女性、性自認も女性、恋愛対象は男性。

どちらかといえばマジョリティ側であるけれど、いつも「性別なんてなくなってしまえばいいのに」と思っている節がある。

自分をXジェンダーとカテゴライズはできないな、と思うし、やはり女性だな、とは思うのだけど、気持ちとしてはいつも性別が邪魔だと思っていて、性別で判断されたくなくて、性から解放された場所にいたいな、無性であれたらもっと良いのに、できれば身体も男女関係なく同じ形で「人」というカテゴリで生きたいな、という気持ちはある。

性別に対する違和感とまではいかないけれど、性別ってなくてもいいのにな、とは思う。

ここでは、細かいカテゴライズやLGBTQに関する知識の話をする前に「そもそも人って、男とか女とか単純なカテゴライズはできない」ということを、知るきっかけになるといいなと思って書いた。

みなさんはどうでしょう？

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