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大切な事が見つかると、自信を持って伝えられる。

Twitterからイベントが始まることは、私にとって日常的だ。

「これやる人〜?」

「は〜い!」

で、イベントが出来上がる。


7/17.18の2日間。

ALLYOURSの試着会を、我らがKAKAMIGAHARA STANDで開催した。

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ALLYOURSさんは、2年前にもここで試着会をやってもらったことがある。

最初は夫が「ALLYOURSが気になる。最近全国行脚の予定を立てているらしい。声かけたい。かけて、カナコ氏!」と、私に誘いをかけてきた。

サイトを見て、面白い!と思った。

Twitterで気軽に「岐阜に来てください!場所はあります!一緒にやりたいです!」とメッセージを送ったら、とんとん拍子にことが進んだ。


そして今回も。

またALLYOURSが他地域に回ろうとしている・・・とTwitterで見かけて、すぐ連絡をとった。

「またKAKAMIGAHARA STANDでやりましょうよ!」

「いいですね!」


Twitterはすごい。

物事がすぐ決まる。笑


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たくさんのお客様が来てくれてとても楽しかった。


いつものカフェが服屋さんに。

日常がちょっと変わる。

懐かしいな、2年前もこんな風だったなあと思ってしみじみとした。


暑い。

2年前も夏だった。

セミの声、草いきれ。

視界は草木のグリーンと真っ青な空。


夏はカフェもお客様が少ないのだけど、みんな暑い中試着してくれて、ゆっくりこの時間を楽しんでくれたようだ。

遠方から来てくださるALLYOURSファンの方もいたり、2年前も来たよ!って方もいたり。


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久しぶりにあった木村さんは、以前よりとても話しやすくなっていた。

それは、木村さんが変わったのではなく、私が変わったのだ、と思った。


2年前のその頃、私はお店を運営していて、そのお店をどうして行こうか少し悩んでいる時だった。


このままただ仕入れたモノを販売していく事が良いのか。

本当はモノなんて自分はもう十分で、これ以上欲しいものなんてないのではないか。

どんなモノだったら自分は欲しくなるのだろう。

そんな「モノ」に対する違和感や疑問が溢れていて、その「モノ」を扱っているお店が少し窮屈に思えてきた頃だった。


同時に、かかみがはら暮らし委員会というコミュニティでも悩みが勃発していた。

みんなで作るコミュニティなのに、みんなで作れてないのではないか。

メンバーとうまくやり取りできないこともあり、何だかいろんな箇所が綻んでいくような違和感が出てきて、小さなイライラがあった。


2年前に木村さんに会ったときは、そんな自分は何も言える事がなかった。

胸を張って「私はこうやって生きてるんですよ!」と言えなかった。

何だか存在が恥ずかしい気すらしていた。


でもこの2年の間、いろいろ考えてお店をやめ、新しい仕事をし出し、コミュニティも改革をした。

そこで「わたしの生き方」というものを見つけられるようになってきた。

自信も生まれて、「私はこれを大切にしているんだよ」と人に言えるようになってきた。

だからこそ、今回は「今のわたしってこんな風に思ってこんな活動をしているんですよ。」と、萎縮せずに話せた。

私は、私を見つけたんだよ、と伝えられた事がうれしかった。


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木村さんは多分2年前と同じように、楽しそうに、自分のリズムで、いろんなお客様と話をし、ふらふらと公園の中に消えていき、ベンチで寝て、また汗かいて戻ってきておしゃべりしていた。

普通だ。


私は、大切なものを見つけたら、「伝えたい事」が増えた。

うれしかった。


誰かと何かをやるのは、こういう「前へ進むきっかけ」になると思っている。

だから私は、これからも誰かと何かをやっていくんだろうな。

未来の誰か、よろしくね。


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