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マジョリーナかなこの大きなお世話VoL.2【甘味料】

商品を買う際、『原材料』の項目に目を通しますか?
私たちが食べている、お菓子や加工食品、お惣菜や冷凍食品などは、食品を美味しく魅せるため、腐らないように長持ちさせるため、天然由来から合成化学物質まで、様々な薬品が添加されています。

国が決めた基準で「安全」と認可されたものですが、毎日摂取したり、一気に多量摂取することで、中毒や病気になるリスクは上がります。
「安全」とは、「その食品に対して数%の割合であれば安全」ということで、朝に加工食品を食べ、昼にお惣菜を食べ、おやつにお菓子を食べ、夜に冷凍食品を食べていたら、この「安全」の基準はオーバーしてしまいます。

今回は「甘味料」の回です!

【危険添加物】【要注意添加物】

スクラロース
甘味が砂糖の約600倍。使用が認可されたのは1999年。猛毒のダイオキシンや農薬のDDTと同じく有機塩素化合物の一種。有機塩素化合物は基本的に全て毒性物質。ネズミを使った動物実験においてスクラロースが免疫力を低下させることが示唆されている。
・ショ糖の三つの水酸基(I/OH)を塩素(CI)に置き換えたもの。
脳卒中、アルツハイマー病になる率が3倍上がる。
体内で異物となって、臓器などに障害をもたらす可能性あり。
<カロリーゼロ・カロリーオフ系・糖質ゼロ系・清涼飲料水・お菓子>
アセスルファムK (カリウム)
甘味が砂糖の約200倍。使用が認可されたのは2000年。自然界に全く存在しない化学合成化合物。犬を使った動物実験においてアセスルファムKが肝臓にダメージを与えたり、免疫力を低下させることを示唆する結果が出た。
脳卒中、アルツハイマー病になる率が3倍上がる。
体内で異物となって、臓器などに障害をもたらす可能性あり。
<カロリーゼロ・カロリーオフ系・糖質ゼロ系・清涼飲料水・お菓子>
アスパルテーム
甘味が砂糖の180〜200倍。使用が認可されたのは1983年。ネズミを使った動物実験では白血病やリンパ腫を起こすことが分かっている。また脳腫瘍を起こす可能性があると指摘もある。
脳卒中、アルツハイマー病になる率が3倍上がる。
<カロリーゼロ・カロリーオフ系・糖質ゼロ系・清涼飲料水・お菓子>
ネオテーム
2007年に使用が認可された。
アスパルテームを化学変化させて作ったもので、甘味が砂糖の7000〜13000倍もある。
ラット体重1kgあたりに対し、一日0.05g投与した実験では、腎臓の腺腫(良性の腫瘍)が発生。ただし、用量依存性が認められないものと判断された。
また、マウス1kgあたりに対し、一日4gという大量を投与した実験では、肝臓細胞の腺腫と肺がんの発生頻度が増加。発がん性の疑いはある。

ステビア
南米原産のキク科・ステビアの葉から抽出した甘味成分。
EU(欧州連合)委員会では1999年、ステビアが体内で代謝して出来る物質「ステビオール」が動物の雄の精巣に悪影響があり、繁殖毒性が認められ、使用を禁止。再度安全性の検討が行われ、2011年12月からは体重1kgあたり4mgの摂取に抑えるという条件でステビアの使用が認められた。
・不妊、避妊作用
ラカンカ/羅漢果
ウリ科の植物で中国の亜熱帯の山岳地区(広西チワン族自治区)の一部の地域でのみ採れる珍しい果実で、希少性のあまり国から保護植物に指定されている。生の羅漢果の国外持ち出しは禁止。
甘味の特徴はブドウ糖と果糖の他にも、かなり強い甘味を持つ成分「モグロシド」を含んでいる。
モグロシドは喉や肺への効果効能から咳止め効果を期待してのど飴の原料に使われる。それ以上に砂糖の約50倍の甘さがあるのに血糖値を上げず、インスリンの分泌に影響しないという特徴がある。凄く甘いのにカロリーゼロ。
「ラカント」は羅漢果を使用した甘味料の商品名。
【副作用】
甘味が強い=定期的に食べていると中毒症状が出る。
(脳が甘味を感知して興奮作用がある神経伝達物質ドーパミンを放出する。)
血糖値が上がらない特徴は、低血糖状態を引き起こす場合もある。
(本来なら甘いものを食べた時点で血糖値が上昇するので、条件反射的に脳が血糖値の上昇に備え予めインスリンの分泌が始まってしまうのが、羅漢果は血糖値を下げてしまい、低血糖状態を作り出し、強く空腹を感じてしまう事がある。)
大量摂取は危険。
(食物繊維を豊富に含み、善玉菌を活性させる効果などもあるため、腸内環境の改善効果がある一方、大量に摂取すると胃もたれや下痢といった消化器官の不調を起こす。)
増粘多糖類
植物や海藻、最近などから抽出された粘性のある多糖類で、30品目程度ある。
それほど毒性の強い物はないが、幾つか安全性に不安を感じる物もある。1品目を使った場合は具体名が表示されるが、2品目以上使った場合は「増粘多糖類」としか表示されない。
異性化液糖
ブドウ糖と果糖が混じった液状の糖。
デンプンを分解してブドウ糖をつくり、さらに酵素を使ってブドウ糖を甘味の強い果糖に変化する。これを「異性化」といい、出来上がった液状の糖を異性化液糖という。ブドウ糖果糖液糖とほぼ同じ。
ブドウ糖果糖液糖/果糖ブドウ糖液糖
ブドウ糖と果糖が混じった状態の液状の糖。
先ずデンプンを分解してブドウ糖を作る、ただしブドウ糖は甘味が弱いため酵素を受かって甘味の強い果糖に変化させす。
ブドウ糖を果糖に変えることを異性化といい、「異性化糖」ともよばれる。
ブドウ糖果糖液糖は、果糖の割合が50%未満で、50%以上のものは「果糖ブドウ糖液糖」という。
「異性化糖」は、ブドウ糖の10倍以上の糖化リスクがある。これは血糖値を一気に高めてしまうため。
’果糖’が多く含まれる異性化糖は、砂糖よりも価格が安いため、市販のジュースや清涼飲料水、スポーツドリンク、お惣菜、付属のタレなどに多く配合されている。
「果糖」は、食事や飲み物で摂取すると、消化酵素に分解されず、そのままの形で腸から吸収される。血液中に入ると、大部分は直接細胞の中へと入っていく。
残った果糖は肝臓へ入って肝臓内の酵素の働きで、一部はグリセリドという中性脂肪に変化し、さらに一部はブドウ糖へと変化する。グリセリドは脂肪細胞へ送り込まれるので、肥満の原因にもなる。
果糖の摂り過ぎはよくない。
果物には果糖が多く含まれていると勘違いされやすが、実は果物はそのものの果糖含有量はそれほど多くない。ビタミン類や食物繊維などが豊富に含まれているから、適量をゆっくり食べれば問題ない。
高果糖液糖
砂糖混合異性化液糖

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【その他添加物】

ソルビトール/ソルビット
アルコールの一種で、元々は果実や海藻などに含まれている。工業的にはブドウ糖やデンプンから作られている。その由来や動物実験の結果から、安全性は高いと考えられる。ただし人間が1日に50g以上摂取すると、下痢を起こすことがある。
ポリデキストロース
ブドウ糖やクエン酸などから作られた食物繊維で食品に分類。
水に溶けやすい「水溶性食物繊維」で、お腹の調子を整えり、糖の吸収を遅らせて、血糖値の上昇を抑える働きがある。しかし、食物繊維であるポリデキストロースは、消化されないため、摂り過ぎると下痢を起こす心配がある。
エリスリトール
ブドウ糖を酵母で発酵させて作られたもので、添加物でなく食品に分類される。
元々果実類やキノコ、ワイン、醤油などに含まれる甘味成分で、ショ糖(砂糖)び70〜80%の甘味がある。ただし、消化吸収されにくいため、一度に多くを摂ると下痢を起こす事がある。
マルチトース
麦芽糖(マルトース)に水素を結合させて作る糖アルコールで、食品に分類される。砂糖の80%程度の甘味があり、虫歯を作らないとされている。
パラチノース
砂糖を酵素で反応させて作った糖で、蜂蜜やサトウキビにも少量含まれる。
砂糖ににた甘味を持ち、甘味度は砂糖の約半分。
吸湿性が低いため、キャンディに使うとベタつきや吸湿による劣化を防ぐ事が出来る。
還元パラチノースは、パラチノースに水素を結合させて作った糖アルコールで、消化・吸収されにくく、血糖値が上がりにくいという特徴がある。
トレハロース
麦芽糖を酵素で処理するか、酵母から抽出したものを酵素処理して得られる。
ブドウ糖が二つ結合した二糖類で、キノコやエビなどにも含まれているので、安全性には問題はない。
甘味を出すのと、乾燥を防ぐ働きがある。
デキストリン/難消化性デキストリン
ブドウ糖が数個結合したもの。
デンプンを分解する事によって作られる。いわばデンプンと麦芽糖の中間的なもの。
食品の粘度の調節などの目的で使用される。工業的にはでんぷんを酵素などによって分解する事で製造される。その由来から食品に分類されており、安全性に問題はない。
中でも、消化・吸収されにくいものを「難消化性デキストリン」という。
難消化性デキストリンは、食物繊維の一種。
同時に摂取した糖や脂肪の吸収を抑える機能がある事が報告され、トクホとして許可されている製品。
砂糖(ショ糖)
砂糖は通称で、正確にはショ糖という。
ショ糖は単糖類のブドウ糖と果糖が一個ずつ結合した二糖類。
サトウキビ(甘藷)、あるいは、てんさい(サトウダイコン)から抽出・精製して作られるもので、甘藷糖、てんさい糖(ビート糖)といわれる。
ただし科学的にはどちらも変わりがない。強い甘みがあり、温めても冷やしても甘味が変わらないので、飲み物やお菓子などに幅広く使用される。
水あめ(水飴)
デンプンを分解して作った液状の糖で、麦芽糖(ブドウ糖が二個結合したもの)、ブドウ糖、デキストリン(ブドウ糖がいくつも結合したもの)などが混じっている。ほぼ透明で、つや出しや水分を保つ働きがある。
還元水あめ(還元水飴)
水あめに水素を結合させた(これを水素添加という)糖アルコール。
吸収率が低いので血糖値が上がりにくく、低カロリーという特徴がある。ただし、消化・吸収がされにくいので、摂り過ぎると下痢を起こす事がある。
還元麦芽糖水あめ
マルチトールともいう。
デンプンを分解して作った麦芽糖(マルトース)に水素を結合させた糖アルコール。
甘味は砂糖によく似ている。吸収率が低いため、血糖値が上がりにくく、低カロリーという特徴がある。ただし、消化・吸収がされにくいので、摂り過ぎると下痢を起こす事がある。
オリゴ糖
「オリゴ」とは「少数」という意味。
つまり、ブドウ糖や果糖が小数個結合したものが、オリゴ糖。
オリゴ糖の種類は1000種類以上あると言われている。オリゴ糖は消化されにくいので、エネルギーになりにくい、すなわち低カロリーであるのが特徴。また腸まで届いて、善玉菌のビフィズス菌のエサになって、それを増やす事が分かっている。虫歯になりにくいという特徴もある。
ただし消化されにくいため、摂り過ぎると下痢を起こす事がある。また砂糖に比べ、甘味が弱いので、メーカーとしては使いにくい面がある。
でんぷん糖
デンプンを分解すると、分解の度合いによってブドウ糖からデキストリンまで、色々な糖ができる。これかが入り交じった状態のものを「でんぷん糖」という。
加糖練乳
練乳とは、牛乳を濃縮したもので、それに糖分を加えたものが「加糖練乳」。
糖分を多く加える事で、保存性を高める。特に脱脂乳を原料としたものを「脱脂加糖練乳」という。
「乳製品」という表示は、生乳を原料として作られる生クリームや全粉乳、脱脂粉乳などの総称。

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【添加物早見BAG】
NEVER・・・ 危険度高い
NOT EVERY DAY&A LOT・・・毎日&多量は避ける
FINE・・・大丈夫(今の所の実験結果では)

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