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田端信太郎さんに相談して得られたもの

今日のテーマは表題のとおりです。

昨晩、カテキンコミュニティの企画、転職のプロ・田端信太郎さんへの人生相談に参加させていただき、幸運にも田端さんから貴重なフィードバックをいただくことができました。

Zoomによる面談でしたが、Zoomに入室して少々驚きました。

それは参加者の人数です。

Zoomの1画面には収まり切れずに2画面いっぱいに移っている顔。

カテキンコミュニティのメンバーだけでなく、田端大学の塾生にも公開された企画だったのです。

しかしいざ面談が始まると、参加者のことは忘れて、田端さんとの会話に集中することができました。


私が相談させていただきたいことは、決まっていました。

どうしたら弊社の顧客を増やすことができるか。

どうしたらFXの本当の優位性や魅力をより多くの人に知ってもらえるか。

今回の人生相談を通して、次の3つのことがわかりました。


① FXに対してネガティブな認識をしている人、FXに興味のない人への説得力を、私は持っていない

② 自分の提供する商品・サービスへの圧倒的な自信を、表立って発信することを避けてきた

③ やはり鹿子木式勝ちパターンによるFXは、インデックス投資よりも優れている


順に説明していきます。

①については、まず、田端さんが「個人的にFXは嫌いです」と仰ったときに、「もしかしたらこれ以上話しても無駄かな…」という思いが頭をよぎったこと。

しかしせっかくいただいた貴重な機会ですから、自分を奮い起して最後まで誠実に説明を尽くそうと決意し、なんとか伝えきりたいとがんばりました。

最後まで、田端さんを説得することはできませんでした。

気づいたのは、私はこれまで、FXがはじめての方に対して説明するときにも、その方はすでにFXに興味を持っているか、FXをやりたいという思いを持っていたこと。

FXに興味がない人に対しては、FXにネガティブな感情を持っている人に対してはなおのこと、あえてFXについて知ってもらう必要はないと考えていたことでした。

FXは間違ったやり方をすればお金を失いますから、やりたくない人に勧めるようなことはしませんし、興味ない人に興味を持ってもらおうと考えたこともありませんでした。

だから、私は彼らに対する言葉を持っていなかったのです。


②については、本当に反省し、改めようと思いました。

最後の5分で、カテキンさんが次のようなコメントをくださいました。

「カナコギさんの10種類の勝ちパターンがあって、その通りに取引すれば、利益になる。長年、髪の毛が全部なくなるほど研究して作り上げた勝ちパターンのことをなぜ一切話さない?」

「取引も全部公開していて、年利数十%の成績が出ていて、カナコギさんが取引するとおりに真似して取引すれば、こんなに儲かる。それをなぜ話さないのか?」


私は実際のところ、心の中では自分の勝ちパターンに対して、何があっても揺るがない絶対の自信を持っており、人の言葉で自信をなくすことは、これまで一度もありませんでした。

しかしそれを表立って話すのは、自分のなかでは、なんだか下品な行為のようで、抵抗があったのでした。

しかしカテキンさんがその後Facebookコミュニティに投稿された文章を読んで、自分の間違いに気づいたのです。

特に、「会社組織として、助言業を生業にするならとっかかりで顧客を選別しない方が良いです」との言葉。

「会社組織として」「助言業を生業にするなら」「顧客を選別しない方が良い」の3つのキーワード。


私は自分の美学にこだわるあまり、会社の利益を顧みていなかったのではないか。

会社には社員がいる、社員の家族もいる。株主もいる。そして会社の成功を願ってくれている応援者がいる。

大袈裟かもしれないが、その人たちを裏切ることになりはしないか。

助言業を生業とすることを真剣に考えているならば、顧客を選別しないほうが当然よいし(戦略的に選別することはアリだと思います)、顧客を獲得してこそ、会社として社会に少しでも貢献することができる、それは会社の基本のあり方であるはずです。

であるなら、いかに自信があるのかを語るべきでした。

私の勝ちパターンは、私の相場人生のすべて、十数年かけて考案したものであり、リーマンショックでも、ITバブル崩壊時でも、チャイナショックでも、スイスフランショックでも、東日本大震災でも、損失ではなく利益になる方向での売買サインが発生していたものであること。

私の過去~現在の顧客や、私が助言をしたり関りをもった投資家やクライアントが獲得した利益の総額は、中国時代を含めるとおそらく100億円は下らないと考えても突飛と言えないのではないか、と妄想していること(※証拠がないので妄想するしかありせん。累計でセミナー受講者5000人以上、助言顧客数3500人以上、無料メルマガ等の読者1万人以上、中国では数十億、数百億円規模の資産を持つ富裕層へのアドバイスなど)。

このように20年でも30年でも続けられて、利益を獲得し続けられる可能性のある方法は、他にはなかなか探すことのできないものではないか、ということ。

こんな商品を私は持っているのに、なぜ主張できなかったのだろうか。


③については、田端さんの「たとえ5分であっても毎日作業する必要があるなら、FXよりも放置プレーして毎年10%増えるインデックス投資のほうが良い」との言葉に対する私の反論が不十分だったこと。

インデックスで儲けられたのはあくまで過去の話であり、今後同じように儲けられる前提でインデックスが良いと考えるのは危険であること。

そもそもインデックスで放置してよいのは金融リテラシーが高い人々だけであり、まずは金融リテラシーを高める必要があること。そのためにはFXでローリスク運用を実践するのは最高の学びであること。

リスクコントロールを相場環境に依存するインデックス投資は安全なようで実はリスクが高いこと。それに対して低レバレッジFXは上昇相場、下落相場、バブル、暴落に関係なく増やすことが可能であること。

「下落相場であっても増やせる」という私の主張に対して、田端さんは「そういう人も当然いるかもしれないが、FXはゼロサムだから損する人もいる」との反論があった。

私はその時、「インデックスでも全員が儲けられるわけではない」との言葉を返すことができなかった。


そして何より、鹿子木式勝ちパターンの優位性について、主張することをためらってしまったのでした。

それは、経営者としての覚悟のなさが理由だったのかもしれない、と思います。

私自身、いろいろな顔を持っています。

投資家、投資顧問、教育者、開発者、経営者、執筆者、著者、夫、父親、カテコミュのメンバー、パン焼きの生徒、などなど。

投資家としては、自分の投資に集中すべきなのですが、私のミッションである教育者としては、多くの人に稼げる投資を伝えたい。

勝ちパターンの開発者としてはこの価値を分かってくれる人だけが認めてくれたらいいと本音では思っていて、しかし経営者としては会社の利益を考えなければならない。

他の立場もいろいろありますよね。

ある意味私は満たされていて幸せなので、経営者としての真剣さが足りず、甘さが出てしまったのです。

ここでもまた大反省です。


20分の短い時間で、得難い学びを得ることができました。

次の機会があるならば、今回相談者にならなかった方には、ぜひ立候補して、人生を変える学びを得てほしい、と思います。

貴重なお時間を割いてくださった田端さん、このような素晴らしい機会を与えてくださったカテキンさん、本当にありがとうございました。


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