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パワハラ上司のごり押し?「日光物語ミルククッキー」

久々にワクワクしました。
同じお菓子の大きい版と小さい版で微妙に英語が異なります。

【大きい版】It puts the fresh milk in a cookie soft to the touch and pleasant to the palate.
It
 makes you be happy. Would you try it?

【小さい版】I puts the fresh milk in a cookie soft to the touch and pleasant to the palate.
it
 makes you be happy. Would you try it?

【大きい版】それはクッキーに新鮮なミルクを入れ……訳せません。それはあなたを幸せにします。試してみては?
【小さい版】私はクッキーに新鮮なミルクを入れ……訳せません。それはあなたを幸せにします。試してみては?

恐らく大きい版が先にできて、次に小さい版ができたのでしょう。【小さい版】は、I puts と、主語が一人称なのに動詞に三単現のSがついたままになってます。最初は人か物かわからない it が新鮮なミルクをクッキーに入れたようですが、後に自分が入れたことにしたようです。上司がしゃしゃり出てきて「オレが作ったんだ」とか暴れたんでしょうか。

新鮮なミルクには定冠詞、クッキーは不定冠詞なので、どちらかというと新鮮なミルクの方が重要そうな感じがします。クッキーも単数なので、もしかしたらひとつだけにしか新鮮なミルクは入っていないのかもしれません。

soft to the touch and pleasant to the palate. はなんかリズムはいいですが、ぜんぜんわかりません。どなたか教えてください。

It makes you be happy も、惜しい! って感じですね。
It makes you happy でいいのに、なぜ be を入れた?
Would you try it? も、微妙に惜しい気がします。
Would you like try it? と言いたかったのでしょうか。

修正版を出す際に、一度ネイティブチェックを入れておけばよかったのに……。

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