売主目線:購入申込書の中身について語る
明子さんとの初めてのYouTube撮影がありました。ダメ元で「明子さん、もしよかったら一緒に座って話してほしいんだよね」とお願いしたところ、なんと「いいですよー!」と快くOKをもらえました!
撮影時間は基本的に30分ほどしか取れないので、テイク2が限界です。今回は、売主さん目線で「購入申込書を仲介さんから渡されたら、どんな質問をするべきか?どこをチェックすればいいのか?」について話しました。
まず一番大事なのは、いくらで購入したいと言っているのかということです。価格交渉をされているのか、それとも満額で買いたいと言っているのかを確認する必要があります。
チェックするべき他のポイント
融資特約の有無: これは、現金一括払いなのか、ローンを組むのかを確認します。現金の場合は、ローンが破談になるリスクはありませんが、ローンの場合は事前承諾書でどこから借入するのかを確認しておくと安心材料になります。
引き渡しの条件: 設備の引き渡し方法に関して、買主の希望があるかもしれません。例えば、エアコンを取り外してほしい、退去クリーニングを実施してほしいなどの要望が考えられます。
申込書の有効期限: 購入申込書には有効期限が設定されていることが一般的です。弊社では14日で設定しています。30日間だと長すぎますし、1週間だと売主さんの都合で返答が難しい場合もあるかもしれないので、この期間に設定しています。この間に仲介会社の私たちは交渉して話をまとめる必要があります。
契約締結日と引き渡し(決済)の日: 契約の希望日や引き渡しの希望日(平日のみ)などが記載されています。
重要なポイント
購入申込書自体は法的拘束力のある売買契約とは異なりますが、申込内容が承諾されることで、売買契約書の締結に向けた重要なステップとなります。
また、条件が複雑であったり、書面で明確に取り決めをする方が良い場合には、「不動産売渡承諾書」を提示することをお勧めします。
「不動産購入申込書」と「不動産売渡承諾書」で双方の意思が確認できれば、「聞いていた話と違う!」という事態を事前に避けられます。
不動産購入申込書を受け取ったら、内容を慎重に検討し、仲介さんの助言を受けて納得のいく不動産売却につなげていただきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?