見出し画像

鼻から胃カメラの実際

まず、私の鼻問題。鼻炎ではないが通りは悪い。
子供の頃、友人が私がいることを認知せずバドミントンラケットを振ったところ、鼻に当たった。
そのせいなのか以来、多少鼻の通りは悪い。
その辺り、軽く不安は持ちつつも、鼻から胃カメラを選択したので、いざとなれば口から胃カメラになるかもしれないという覚悟は持っていた。

「カメラ、そこそこ太いな。」
右の鼻に入れてすぐ、鼻腔が狭いねと言われ、左でやることに。

麻酔が効いているのでたいした痛みはなく、鼻に何かが通る違和感がある程度鼻から喉へ移動する際にちょっとしたハードルを感じるが、通り過ぎてしまえば、体を何かが通っている、ただそれを受け入れる。
ただ、涙が出てくる。
いろいろぎゅうぎゅうに詰め込まれた感覚だから悲しくも痛くもないけど、涙は出る。

食道から胃へカメラが進む間も画面は見えていて、そこそこ綺麗そうな食道をながめる。

「はい、ここが胃」

って言っても止まらず奥へ入れて行く。
記憶が虚だけどこの途中で胃を膨らませたり、泡を消す薬剤を内視鏡から投入された。

そのあと、ゲップしないでねと言われたけど、すかしゲップは二回した。
ゲップ止められるわけがない(笑)
口から泡がでてくるし、管通されてるのにどこでゲップ止める機能を働かせることができるの?
ゲップしたところで問題ない様子だったから多少はしても大丈夫そう。

まず十二指腸まで診る。
問題なし。

胃に戻りグリングリン内視鏡を操作しながら診ている。
胃より手前で動かされてる感を強く感じる。
痛くはない。

特に問題ない胃をしていた。
ただ、ピロリ菌のせいなのかちょっとモッタリ感のある胃だねというコメントはいただいた。

さあ、いよいよ胃カメラ終盤。
入れる時同様、抜く時も緊張。
一気に抜いて欲しいような、ゆっくり抜いて欲しいような悩ましい・・・

その真ん中くらいのスピードで抜いていくので、モヤモヤしながら受け入れ。

とにかく、鼻と食道で何かが通っていく感覚というのは気持ちの良いものではない。

抜けたあと、看護師さんに、「落ち着いてたねー」
と言われたけど、あの状況で落ち着いてるわけがないし、落ち着いてないという人がどんな態度を取るのか気になる。

「2度目も大丈夫そうだねー」との励ましもあったが

嫌だ。

この後ピロリ菌の除菌薬をもらった。
だいたい、エコー、カメラと薬で10,000円ほど。

ピロリ除菌薬は1週間飲まなくてはならない。
6粒の薬。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?