トイレの鍵をしめましょう

先日、学校でトイレに入って個室のドアを開けようとしたら、なぜだか妙に胸がざわつく感じがした。

なんかもしこのドアを開けて人が居たりなんかしたら嫌だなぁ。

そう思ってドアを開けた。

居たのだ。

知らない学生が用を足していた。

私は中に人がいるのを認識した瞬間、
「うわぁ!すみません!!」
と言って急いでドアを閉めた。

一方その知らない学生は、
「何かご用でも?」
と言わんばかりの表情でこちらを見ていた。

いやもっと慌てないの!?

私だったらまず急いでズボンやスカートをはいて、
「ギャーー!!!!!すみません!
鍵かけ忘れてました!
いつもはそんなことないんですけど!」

と言うだろう。

ズボンも上げずに真っ直ぐな目でこちらを見ていたのは、恥ずかしすぎて逆に何もできなかったということなのだろうか。

私は今までの人生で、トイレの個室のドアを開けたら人が鍵も閉めずに用を足していたという事が何度かあったが、

なぜか決まっていつも中にいる人は冷静だったのだ。

みんなわざと鍵を閉めないで大小便を済ませているのだろうか。

慌てている様子なのはドアを開けた側である私"だけ"なのだ。

おかしな話だ。



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