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英語がコンプレックスだらけだった私の人生を変えてくれた
学生時代の悔しかった経験は10年以上経つ今も、たまに思い出すとチクりと痛む。
何回も受け取った不合格通知。
結果が分かった時の、「お前はいらない」って否定されたような苦しくなる気持ち。
そんな結果がついてこないというコンプレックスを抱えていた私に、光をもたらしてくれたのが英語学習である。
英語を学んでいたからこそ得られたものがあまりにも大きくて、今は英語なしの人生は考えられない。
今回の記事では、英語に興味を持ったきっかけ、9ヶ月で英語が話せるようになった方法、英語学習のメリットに関してシェアしていこうと思う。
<こんな方に読んでほしい>
・英語学習に興味のある方
・英語を勉強しているけどモチベーションが下がり中の方
・結果がついてこずに悩んでいる方
■異文化体験ってこんなに楽しいんだ
高校2年生の初夏。
学校の集まりから帰ってきた母は帰ってきて座りもせず
「夏休みの2週間、オーストラリアに行くプログラムに参加してきなよ」と少し興奮気味に私に伝えた。
良く分からないけど面白そうだし行くか、そんな軽いノリでオーストラリア行きを決めた。
現地に着いてからは異文化に驚きの連続。
靴を脱がずに部屋に入ること、ダウンジャケットを着ながらもビーサンを履くこと、建物の規模や売られているもの、全てが新鮮で興味深かった。
当時は英語を全く話せなかったが、ホームステイ先の家族がとても優しかったことや、一緒にホームステイした韓国人ともっと話したかったことをよく覚えている。
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いつか私も英語を話したい。
そう強く思って、国際学部のある大学進学を目指すことにした。
■留学の試験は不合格続き
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大学に行ったら留学に行きたい。
学部プログラムに留学が必修として組み込まれている大学を第一志望として受験したが、そこは不合格。
大学に入ってからディズニーのキャストとして働けるインターンプログラムに申し込むも不合格。翌年も受けたけど不合格。
1ヶ月の留学プログラムならと思ったけど不合格。
交換留学プログラムに申し込みたかったけど成績も必須の英語スコアも足りず、受けるまでもなく不合格。
大学に入ったら一番やりたかった留学だが、なかなかチャンスを掴むことが出来なかった。
もう何を受けても受かる気がしなかった。
■それでも諦めきれなかった
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こんなに不合格が続いたのに、それでも諦めきれなかった。
大学の交換留学システムでは行けないと分かったので、自分で調べて留学プログラムを斡旋しているところを見つけてきた。
両親を説得し、こんな私でもようやく1年間の留学への切符を手に入れられた。
こんなに苦労して手に入れた切符だから、思い入れは相当強い。
アメリカ留学に行く前に、英語を話せるようになろう。
やっと行けるようになった留学先では言語学習を目的とするのではなく、英語「で」何を学ぶか、に力を入れたかったのだ。
月初めにはノートに目標を書き出し、毎日の達成率を可視化して自分を奮い立たせた。
■ポンコツな私でも英語を話せるようになった
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結論から言うと、留学前に9ヶ月間ほど集中的に勉強することで私は英語が話せるようになった。
やったことは、オンラインでの英会話レッスンを毎日欠かさず1時間受け続けること。
9ヶ月間で1回も休まずにやっていたと思う。サボったり休んだ記憶はない。
最初のころはYes,Noくらいしか言えなくて、レッスン後は毎回自己嫌悪。
それでも英会話レッスン前には予習、終わったら復習、先生からもらった宿題をやり続けていると、半年経ったあたりから英語脳が作られていくのを感じた。
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例えば、1時間の英会話レッスン後には独り言が英語になるのだ。
このころくらいから自分が何か話すときも英語で考えて話し、時々英語で夢も見るようになった。
ここまでくると英語が楽しくて仕方なくなってくる。自然と英語の学習時間は増えていった。
自分の勉強方法があっていたか分からないが、9ヶ月間でやったことはこちら。
これに加えて大学でも恥をかきながら英語で行われるクラスを受けていた。
<発音>
・英語の歌詞をもとに発音の矯正
<文法>
・習った文法で毎日異なる10センテンス作成→添削
<リスニング>
・毎日英会話の先生と1時間会話し続けること
・毎日英語のニュースを最低30分見ること
<ライティング>
・毎日英語日記をつける→添削
<リーディング>
・毎週英語の短編本を1.2冊読むこと→分からない単語の書き出し
<スピーキング>
・毎日英会話を1時間行うこと
・毎日瞬間英作文の本を使ってトレーニング
・毎日英語で独り言を言う
■英語力がもたらす影響力は想像以上だった
今では英語のない人生なんて考えられない。それくらいなくてはならない存在で、現在の自分にも大きな影響を与えている。
英語ができたことの影響を絞りに絞って4つにまとめてみた。
①旅先で世界各地の人と深い話が出来る
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英語を話せるようになって特に楽しいと実感できる瞬間は、世界各地の人と交流できた瞬間だ。
カフェの店員さんと話したり、世界からの旅人と意気投合して一緒に観光したり、英語が出来るとこんな体験に巡り合える確率が高くなる。
個人的には、人生の財産であるスペイン巡礼をしていた際に、世界各地からの巡礼者と毎日数時間話したのは全て英語のおかげであり、とても感謝している。
英語が話せなくても、きっと素敵な思い出だった。
でも、英語での会話によって相手との関係性が深まり、より濃密な体験にすることが出来たんだと思う。
②海外旅行に行くハードルが低くなった
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海外旅行は英語ができなくても出来る、でも出来るに越したことはない。
日本から一歩出ると、物事がスムーズにいかないことが当たり前。
英語は時に自分を守る武器ともなるのだ。
自信のついたわたしは留学後に数十か国旅することが出来た。
フライトが遅れた時、フライトに乗り遅れたとき(これは自分のせいだが)、バックを盗まれたとき、全部英語を使って交渉や調整をして切り抜けた。
英語が出来なかったら、倍以上の時間や労力が必要だっただろう。
③自信がつく
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「英語の必要性は感じ、学びたい」と思っている人の割合は高いと思うが、実際に学習に取り組み、話せる人はまだ少ない。
何をもってして「英語を話せる」と定義するか難しいところはあるが、こちらの記事でも英語が出来る日本人の割合は全体の10%以下?と書かれている。
英語は継続的に勉強したら必ず出来るようになる。でも、やらない人が多い。
英語を話せるだけで多くの人が持ってないスキルを手に入れたこととなり、自信も身に着けることができるのだ。
(英語がある程度出来るようになると、上を見て自信がなくなるのはまた別のnoteで書きたい。上には上がいる…)
④海外プロジェクトに抜擢される
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仕事でも英語を話せる、ということから海外プロジェクトに抜擢してもらえた。
英語が話せなくても海外プロジェクトに関心のある人は他にもいたが、
言語は出来たほうがいいということから優先的にアサインしていただいたと思う。
世界中の人と働く中でも共通言語として使われるのはやはり英語。
これからのキャリアアップを考えた時にも、英語は自分の可能性を広げてくれるだろう。
■まとめ:英語は人生を豊かにする
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先述の通り私は何をやっても不器用で、不合格ばかりの人生だった。
そんなコンプレックスだらけの私に光をもたらしてくれたのが、英語。
人よりも努力する必要があったため、その過程で継続力を身につけ、その力を活かして英語を身につけた。
英語は積み重ねたら必ず出来るようになる。
こんなに不器用だった私でも出来たから、きっと誰でも続けれさえすれば出来るようになるんだと思う。
勉強が続けられないという場合は、きっとそんなに英語学習の優先順位を高く置いてないから。
そんな時は一旦振り返って、何に時間を使って、何を辞めるか見直す時だろう。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が英語学習のモチベーション等に繋がっていたら嬉しい限りです。
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