2022/12/10 体験型マイクロツーリズムおだわら遠足
師走の晴天に恵まれた小田原は、青い空に、青い海。
神大生30名(うち留学生2名)と大人5名、
体験型マイクロツーリズム。
社会教育課程(法・経・人科)の学生に加え、
人間科学部のゼミ生と外国語学部のゼミ生で賑わう。
早川駅9時集合。山道を登り徒歩15分。
神社の先にミカン農園が広がる。
実は、あちこちに耕作放棄地が混在。
今年6月に園主が急逝された青島ミカン農園へ。
女性一人で農園を切盛りするKさんの苦労。
小田原市の農業委員の青木義隆氏のご指導の下、
農業に関する課題を伺う。
・国際的にみた農業の実態
・農業者の高齢化と拡がる耕作放棄地
・耕作放棄地による課題(雑草、害虫、獣害、災害、不法投棄等)
・政府統計「農林業センサス」の課題(耕作放棄地の実態把握を中断)
ミカン収穫後、NPO法人good!の代表磯田浩司氏、長瀬健太郎氏によるレクを挟み、学生間の距離も縮まる。
午後から、漁港の駅 TOTOCO小田原へ。小田原の魚ブランド化・消費拡大協議会が開発した代表商品「かます棒」。骨抜き体験。揚げ魚の試食。小田原市役所・経済部水産海浜課の地道な努力。それは、小田原の地魚の価値や魅力を高める取組。
将来、地域の活性化に関わる行政や企業に関心を寄せる学生。一日の体験的な学びは有意義な時間へ。
学部や学年を越えた学生交流の大切さも実感。
外国語学部の孫安石教授も同行。
試行的な地域プログラムの開発は、一歩進んだ。
改めて小田原の豊かな地域資源と地域課題を知る旅は、神大の持続的なコミュニティ活動につなげる決意へ。
〇協力
小田原市農業委員 青木義隆氏
小田原市海浜水産課
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?