昨年のフォーラムを振り返ってみよう!
かながわユースフォーラム2022 ~地域に輪を広げよう~
2022年度は、『地域に「輪」を拡げる』をコンセプトに開催しました!
☆日時 2022年7月9日(土)13時~16時
☆場所 神奈川大学横浜キャンパス3号館
☆参加者 運営スタッフ32名 ボランティア12名 参画団体33名
一般参加者197名 合計274名
1.開会式
学生代表 田中英資の挨拶、実行委員長 齊藤ゆか教授からの趣旨説明の後、運営委員から流れを説明し、アイスブレイクへ。今日初めて出会った3人の仲間意識を高めます。
2.分科会
仲間づくりを終えた3人で分科会の旅へ。3人で話し合い、興味のある分科会(20分)に参加。感想をThanksカードとActionカードに記入し、分科会ごとに「振り返りの木」に貼り付けます。
分科会は、全部で7分科会+ボランティアブース。
〇商店街×地域の子ども・大人
ポニーを介した、商店街に来るきっかけ作りイベントの開催報告。
〇子ども×スポーツ
子どもたちとのスポーツを通した交流プログラムの実践報告。
〇子ども×企業
子どものお仕事体験「子どもアドベンチャーカレッジ」での学生サポート報告。
〇子ども×エコ
三ツ沢野外活動センターの「あったかエコキャンプ」参加報告。
〇町内会×若者
斎藤分町南部町内会とのコラボイベント報告。
〇学習支援×大学生(JIN-KANA学習塾)
JIN-KANA学習塾の実践報告。
〇ジェンダー×イメージ
男性が化粧をすること、女性が化粧をしないことについてのイメージを通してジェンダーを考える
〇ボランティアマッチングブース参加団体
神奈川大学学生ボランティア活動支援室
東海大学ボランティアグループ
平塚地区BBS会
地域活性化(小田原)実践発表
健康チェック(笹川研究室)
3.リフレクション
それぞれの「旅」を終えた参加者が、再度集合。分科会ごとの「振り返りの木」を持ち寄り、リフレクションを共有しました。
☆参加学生の声
企画を実践していくことは、思いだけではなしえないということを知った。
自分の住んでいる地域について改めて考えることができた。
まずは自分たちが楽しんでやっているところがすてきです!
社会教育が楽しいものであることを、実際に参加することで学び、同世代の人たちに発信していければと思う。
~ユースフォーラム2022を終えて~
社会教育課程を履修する学生約25名。
フォーラムの企画メンバーに手を挙げる学生は10名。
代表は法学部の男子学生。
大規模なメンバーは、気持ちを一致させるのは容易でない。一人ひとりキャラクターは違う。横浜とみなとみらいの距離。
しかし、「やりたい」「挑戦したい」という強い想いは同じ。各々がどんな活動でどんな役割を担うのか。いかに、一人ひとりが変化を感じとれる教育現場をどう創り出すか、どう地域と関わり、どう地域を巻き込んでいくのか、どう事業を運営していくか、どう成果を内外に発揮するか、彼らは試行錯誤。
当日は、最大限の感染予防と対策に努め、皆で準備を進めた。
事後に、活動成果として、企画メンバーの学生の声、当日参加メンバーの学生の声(約200人)が着々と届く。一人ひとりが成長を実感。彼らの振り返りから、自分に、他者に、地域に真剣に向き合った様が伺えた。加えて、先輩学生のサポートが彼らを光らせた。当日は卒業生も駆けつけ、支え合いの循環が実ってきた。
今後、こうした参画型事業の「学びの見える化」の体系化をめざしたい。
(かながわユースフォーラム実行委員長・神奈川大学人間科学部教授 齊藤ゆか)
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