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「倫理思考スキル②」

皆さんこんにちは

たーさんです。

今回は前回に引き続き、人生を変えるための

倫理思考スキル②」

についてあなたにアウトプットさせていただきます。

このスキルがないと
あなたがどんなに優れた方であっても、成功しません。

早速ですが、
それでは本題に入っていきましょう

①  サービス設計の流れ


前回でもお伝えしましたが、倫理的スキルというのは、何事もデータを元に判断することが重要です。そのためのベースがあってこその、サービス設計の流れになります。

サービス設計の流れは、

3C分析→SWOT分析→4P分析→デプス調査→ペルソナ設定→市場調査

になります。

② 3C分析

3CとはCustomer(顧客)、Company(自社)、Competitor(競合)となります。

この中で最も重要なのが、Companyになります。まずは、自社がどの立ち位置にいるのかなどを考えてみてください。あなたは、自分で思っている程、自社の強みや弱みを知らないということです。

そんな中で、自社の分析に使われるのが、SWOT分析になります。

③ SWOT分析

SWOT分析とは、強み・弱み・機会・脅威の4つからなる分析法です。

ここで簡単な例を出します。

例)居酒屋

強み:1階路面店で目立つ、国産を使用、ウーバーイーツでデリバリー可能、オフィス街で人が多い。

弱み:メニューの豊富さ、ブランド名がない、値段が多少高めに設定、オフィス 街のため週末空き。

機会:親会社が〇〇の会社、Youtubeなどの面白いイベント開催。

脅威:大型休日などが増える、外食する人が減っている。

このような感じです。意外と自社のことを分析することで見えてくる解決策があります。

④ 3C分析 例

カフェ例

クライアントがカフェを新規オープンするのですが、スターバックスが近くにあるため先行きを不安がっています。まずは3C分析により以下のようにまとめてあげましょう。

・顧客分析

→オフィス街/休日はあまりいないサラリーマンが多い/男性約6割程度/年齢は40代程度が多い印象

・自社分析

→強み:ドリン価格がスターバックスよりも40%安い、個人店なので独自のキャンペーンが自由に打てる、アルコールや幅広いメニューも出すことが可能

→弱み:ブランド力がない、大手ではないから仕入原価率が高い

→機会:夜はバーとしても営業できる、オフィス街のため企業イベントなどでも利用できる。フードデリアリーも可能

→脅威:近年色々な業種でアルコールの取り扱いが増えているため、スターバックスでもアルコールが販売されると集客が減ると考えられる。

・競合分析

→朝の入店数は50人程度、昼時には約100人程度、夜は40人程度の入店数、女性が多い印象、店内でフードをオーダーする人は入店数の30%程度、そのため客単位を530円と仮定すると1日の売り上げは100,700円程度である。

⑤ 4P分析

4P分析とは、Product(プロダクト:製品)、Place(プレイス:流通)、Price(プライス:価格)、Promotion(プロモーション:販売促進)である。

・Product(プロダクト:製品)

→デザイン、ブランド名、パッケージ、サービス、保証

・Place(プレイス:流通)

→製品を市場に流通させるための流通経路や販売する場所が含まれます。

・Price(プライス:価格)

→市場で販売する上での価格です。価格を設定することで必然的に決定されてしまうものが、ターゲット層ですので、慎重な検討が不可欠。

・Promotion(プロモーション:販売促進)

→市場の顧客ニーズを満たす製品を製作し、ターゲット層を決め、そのターゲット層に購入機会を提供できる流通・販売経路を確保する。

⑥ 先ほどのカフェ例を元に3C分析

カフェ例

・Product(プロダクト:製品)

→サラリーマンが多い、また男性が多いという観点から、お洒落なメニューよりもボリュームを重視したランチメニューを用意。夜もアルコールメニューを用意。また、女性の取り込みのためタピオカなどの競合にはないドリンクメニューを提供。また、企業イベントでの設定などのため飲み放題パッケージも用意・

・Place(プレイス:流通)

→価格はランチタイムはサラリーマン取り込みのためドリンクセットで900円、夜は競合がいないため高めに設定して客単価4300円程度を狙う。

・Price(プライス:価格)

→オフィス街であることから、一定のデリバリー需要もあることも想定。そのためランチデリバリーを宅配サービスと提携して提供予定。

・Promotion(プロモーション:販売促進)

→忘年会などのイベントシーズンでの利用を刈り取るためにLINE@での登録でドリンク1杯無料などを行う。看板認知の獲得が可能のためホットペッパーなどには掲載しない予定。ランチタイムに多くのテーブルフライヤーでのクーポン配布などを実施予定。

⑦ TTP戦略

TTP戦略とは、自社、競合の4P分析を比較し細かく1つ1つ改善を行うこと。

=徹底的にパクる戦略

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このように比較することで、どこをどのように改善していくかが分かります。

⑧ 市場分析

よく出てくる言葉が市場規模という言葉ではないでしょうか。

市場分析とは特定の商品やサービスを必要(ニーズ)とする人がどのくらいの数いるのかが❶、そしてそのニーズに人々はどのくらいのお金を支払うのか(デプス調査+メンタルアカウント分析)が❷、その❶×❷が市場規模になります。

サービスを必要としている人の数×そのサービスに支払うお金=市場規模

・ニーズ調査

→これは多くの人に「こんなサービスがあったらどう?」とシンプルに聞くことが大事です。この際に必ずカテゴリー分けをしましょう。

・デプス調査

→上記のニーズ調査の中から特定のニーズが確認できたカテゴリー層を呼び、5人から10人程度に直接対面でヒアリングを行うことが重要です。これには必ずリラックスした環境での調査が必要。

※例えばZOZO TOWNでは、利用しているユーザーがカートに物を入れるが、その日にはなかなか購入まで行かない人が多かったり、翌月や月末に購入する人が目立った。またその多くのCV漏れ(取りこぼし)が発生している状況に対し、ツケ払いシステムの導入を検討した。

デプス調査の流れ

1、スモールトーク(日常会話でリラックスさせる。自分のこともよく話相手ウィリラックスさせる)

2、ライフスタイル質問(趣味や家族構成、職業、帰宅時間、出勤時間など平日と休日に分けてその人の1日を聞き出す。)

3、ワンアヘッド質問(実際の年収や、家庭の経済状況、ローンなどの残高など)

4、そこからサービスに対しての意見をもらったり、なぜ必要・不要だと思うのかなどWHYを3回聞くような質問を繰り返す。

※必ず自分のサービスは最後に紹介する。

ペルソナ設定

デプス調査を終えて、1番共通点がある人物像を作り出す。

ペルソナの逆算:10人にデプス調査をし、8人が2.5万円程度なら是非サービスを利用したいという。この街には同じような方が2万人いる。だからこのエリアでの市場規模は2万人×80%×2.5万円=月間4億円程度の市場規模が予想される。

普及曲線

社会には市場に浸透する順番があります。

1、16%のアーリーアダプター、イノベーターと言われる人々

2、34%のアーリーマジョリティと言われる人々

3、34%のレイトマジョリティと言われる人々

4、16%のラガードと呼ばれる人々

この順番でサービスは普及されていきます。

まとめ

・サービス設計の流れ

・3C分析

・SWOT分析

・4P分析

・TTP戦略

今回の倫理思考スキルをマスターし、一生のあなたの価値として身に着けていきましょう。

今回はこの辺で~
たーさんでした。


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