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人間は褒められて伸びるものでしょう

当然子供も褒めて伸びるのです。

叱られて、悔しい思いをバネにして強い人間を目指せ。
言われた貴方は、悔しい思いを元にして、強い人間を目指してどれほど進めるものですか?
少なくとも私は、叱られた時にまず思うのは、
「この人は一体私の何をどれほど理解した上で叱っているのか。この人は私のために叱っているのだろうか、それとも自分が気持ちよくなるために私を叱っているというパフォーマンスをしているのではないか。」
なんて。

だって、叱られることは気色悪いです。
本当に相手のことを具体的な道筋を示し、理を通し、愛をもって叱る人を、ほとんど見たことがありません。
(私の親の場合では、感情的かつ直情的にその時その時のテンションを振り回すタイプでした。)

誰だって、叱られるよりは褒められる方が好きじゃないですか?
褒められると、また褒めてもらおうと頑張れる、って体験がない人なんています?
褒められた経験がない人は、自分で自分を褒めるところから始めればよいと思います。
相手が自分であれ他人(例えば部下や後輩、友人)であれ子どもであれ、相手の良い点を探してみてください。
そして、それを声に出して相手に直接伝えるのです。
もちろん、自分自身の場合も、声に出すのです。
「元気で明るいあなたに元気をもらえるよ。」

家庭教師をしている私は、この「褒める」という行為によって、お子さんやご家庭と信頼関係を築き、「褒める」ことによって、生徒さんの成績を間接的に伸ばしています。
しかも、どんな子もめちゃくちゃ伸びます

勉強嫌いな人がこんなにも多い中で、自分の子供が勉強好きなんてこと、もはや奇跡です。
私が関わる生徒さんのほとんども最初は勉強が嫌いです。
つまり、私の仕事のスタートラインは勉強嫌いという意識を『まぁそこまで嫌いでもないかな?』『嫌いだけど、まぁできるものかな』に変化させることになります。
そうすることで、机に向かうことすら嫌だった子供が、『やってみるかな』と思うようになり、『やった分はできるようになるんだな』と変化していくことになるわけです。
ここまでくれば、あとは自分で勉強するようになるし、やれば成績は伸びるので、私の仕事の7割は達成できたことになります。
そのために重要なのは、スタートラインから変化の過程で一貫して継続的に褒め続けることなのです。

「今日はずっと椅子に座っていられたね」
「おっ、今書いた文字がすごくキレイな字だね」
「前回一緒にやった問題が、今日はスラスラ解けるなんてやるねぇ」
という感じで、相手に合わせてどんな小さなことも望ましい変化があったときには特に褒めます
やや大げさなくらいが褒める側のテンションも上がって丁度良いです。

家庭教師と勉強は、生徒さんたちにとっては強烈にリンクする関係です。
勉強はともかく、家庭教師である私は生徒さんたちにとって楽しい存在になりたい、と考えて試行錯誤した末の結論です。
「この先生は、少しのことも見落とさずに褒めてくれる。勉強の成果には特に褒めてくれるし、ダメでもできたことを見つけて褒めてくれる。良い結果がでると本当に嬉しそうに褒めてくれる。」
そうなのです。何をしても褒める作戦なのです。
その結果、間違えることや点数が悪いことを気にせずノビノビと勉強をするようになり、自然と成果が出るのです。
そうです、私は勉強をあんまり教えない家庭教師なのですw
こんなにも理屈もやり方も簡単で、こんなにも明確に結果が出る作戦は、今のところ他にはありません。
このやり方、私じゃなくても誰でもできますよね?

ちなみに、褒めることを意識するようになると、褒めるところのない人はいない、という事実に行き当たります。
周囲にいる人の良いところを見つけることが上手になり、伝えることを同時にすることで良好な人間関係の構築ができるようになったように感じます。
私にとって褒めることは、私の世界を明るく暖かくするということでした。

大きなプラスの効果を多方面で生み出す今から誰でもできる方法
褒める!

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