風邪の効用
足踏みセラピーの現場から。
わたくしごとですが、この1年以上、風邪をひいておりません。
風邪をひいている方を見かけることもまずありません。
マスクに手洗い。体調不良の時に無理しない。酔っぱらって大声で話さない。
誰しもそんな生活が板についている今日この頃。
風邪をうつすことも、うつされることもない。
ということは、みんな元気??
んー、どうでしょうね。
お客さまや道行く人々、そして自分自身の体にも。
緊張感や硬さ、疲れの蓄積を感じている今日この頃。
(目に見えて体調不良ではないという意味で)元気なのに、昼も夜もゴロゴロするのは気が引ける。
風邪をひけば体はつらいけれど、その分何もかもも手を止めて、何日か強制的にのんびり体とを休めていたよなあ。
昼も夜も眠る。体中を脱力させる。食事も控えめになる。
そんな風にすごしたのは、遥か昔のことのような。
ああ、風邪には風邪の効用があったんですね。
成長期の子供は、風邪をひいて寝込んだ直後にぐんと背が伸びることがあるといいます。
寝て過ごすことで体が緩んで緩んで、筋肉が柔らかくなったところでぐっと伸びるのかもしれないな、などと想像してみたり。
何もかもを放り出し(好奇心さえも!)ただただ力を抜いて、ひたすら寝て過ごす。
風邪をひくことさえままならない今だからこそ、あえて自ら選んで、そんな時間を過ごすことも必要なのかもしれません。だってみんな、結構がんばってきてるもの。
気持ちのいいお布団でただごろごろして、眠って。自然と目が覚めて。
そこへホットワインなんか、誰かが運んできてくれたら最高なんだけどなー。
(そういうコンセプトのお宿、流行らないかな。だめか笑)
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