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小さな種を撒こう
昨日と今日は、
とある学校でのいのちの授業だった。
この学校でのいのちの授業は今回で2回目。
昨年度は、3、4年生を担当させていただき、
今年度はありがたいことに全学年を担当することに。
私は、「いのちのはなし」というネーミングの性教育のお話会を
月に1度しているのだけど、
何度やっても、やっぱりお話会の前は色々と不安になる。
学校での「授業」となると、尚のこと。
前日はそわそわして、なかなか寝付けず、
しまいには、教室に辿り着けず、
なぜか大学の単位もとれないという恐ろしい夢をみた。
あぁ、私はなんて肝が小さいのだろうと、更に不安になる。
始めてのこと、始めての場所、久しぶりのことの前日は、
残念だけど、こういうことが珍しくない。
だけど、
こんな肝の小さい私だけど、クラスが始まるとスイッチが入って、
とっても楽しくなる。
学校での久しぶりのいのちの授業は、
やっぱりめちゃくちゃ楽しかった。
![](https://assets.st-note.com/img/1707290044833-MODZN9AOAJ.jpg?width=800)
私のお話会と授業は、いつも参加型。
投げるばかりの授業では、「主体性」は生まれない。
そもそも、いのちの授業に関しては大人が答えを持っている訳でもない。
だから、
子どもたち考えてもらい、発表してもらうということを大切にしている。
そもそも、聞くばっかりって、飽きちゃうしね!
そして、
この学校ではこの私のスタイルの授業を
自由にさせていただけることが
本当にありがたい!
![](https://assets.st-note.com/img/1707290112760-3hVrP3o3O9.jpg?width=800)
初めて私の授業を受ける子どもたちは、
頭が疲れる程一生懸命考えて、発表してくれて、
(実際に授業が終わった後に「あぁ〜頭が疲れたー!」というお言葉をいただきました。)
2度目の子どもたちは、
昨年度伝えたことを、思った以上に覚えていてくれて、
昨年撒いた小さな種が、しっかりと芽を出しているようだった。
これは、私にとって嬉しい誤算でした。
続けて関わることができるって、こんなに嬉しいんだねって。
制限ある1度の授業の中で、
伝えることができるのは、本当に少しだけ。
けど、
その小さなきっかけの種がどう成長するかは、
その種の扱い方次第。
種のまま眠り続けることもあると思うし、
知らない間に、芽を出していることもある。
見えないところで、根を張ることだってある。
水をあげること、
太陽の光を浴びせること、
過度な雨風からは守ってあげることも必要。
そして、
元気がない時には肥料が手助けをしてくれるかも知れない。
種の成長のためには、
種だけが頑張るだけではどうにもならなくて、
たくさんの力が必要だよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1707290177035-MJWwKi8nz8.jpg?width=800)
来年度、
私が撒いた小さな種が、
どんな風になっているかみることができたら嬉しいな。
すくすくと成長していきますように!
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