見出し画像

性教育〜子どもにどう伝えよう〜

「親子でかんがえるいのちのはなし」では、

会の終わりにアンケートを書いていただいています。


今日は、お子さんへの性教育で困っていること・知りたいことの上位に上がってくる

「伝え方」

について書いてみようと思います


おうちでの子どもの行動で、気になると多くの方から相談を受けるのは、

子どもが「じぶんの性器を触っている」「注意しても触るのをやめない」

「きょうだい同士で、見せあったり、触り合ったりしている」というもの。


まず、
言い方、使う言葉、伝え方、

とっさに思い浮かんだり、出てくる言葉や表現が、

きっとあなたの中にある「性教育」に対する捉え方であったり「性」に対するイメージだと思います。

「やめなさい」「汚い」「恥ずかしい」「いやらしい」「はしたない」「まだ子どもなのに」と感じるか、

「大切な場所」「何かあったのかな?」「どこで覚えたのかな?」と思うか、

人によって感じ方や、思い浮かぶことが異なると思います。

そして、色々な伝え方があると思います。


さて、

あなたにはどんな風に声をかけますか?

どんな表現をしますか?



ここで、

頭に入れていただきたいのは、

「性教育」をする上での、3つの約束です。

・性を肯定的に捉える

・性を科学的に捉える

・性の多様性を理解する 

というもの。

子どもに大きな影響を与える大人や、伝える大人が
どう捉えているかがとても重要です。

どう意識しているか、どう捉えているか、どういう見方をしているかで、
無意識に使う言葉や表現や表情や態度が変化します。

子どもたちは、そういうところを敏感にキャッチします。

ネガティブな印象を持てば、
「これはいけないことなんだ」「これは変なんだ」「汚いところなんだ」と学ぶかも知れません。

ポジティブな印象を持てば、
「大切なところなんだ」「これは普通なんだ」と学ぶかもしれません。

そう思うと、
子どもに伝える前に、まず大人が学ことが必要です。


「性教育」は「生教育」
アプローチの方法で、自分のいのち、からだ、こころの捉え方が変わります。

「性教育」という視点から、健康なこころを育むことができたら良いなぁと感じます💫


日本の性教育はまだまだ遅れています。
少しずつ変わってきていると思いますが、根本的な捉え方まで変えていくのには時間がかかると思います。

まずは、自分。
そして身近な人からポジティブな輪を広げていくことができたら良いなぁと思います。

あなたは、「性」「性教育」「セクシャリティー」と聞いて
どんな事をイメージしますか?

「なぜ性教育なのか」
〜子どもにどう伝えよう〜 というタイトルでインスタライブをしました。
ことば足らずな部分もありますが、よかったら見てみて下さいね😊


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?