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ふつうってなんだ?当たり前ってなんだ?

今日は日頃から思っていることを書いてみようと思う。


普段から、色々な人が口にする
「普通、〇〇じゃない?」
「〇〇するのが当たり前じゃない?」なんてことば。

普通ってなに?
当たり前ってなに?


セクシャリティーの話になるが、
Netflixでメイクアップアーティストたちが、
モデルにメイクをして競うドラマがある。

その中で印象的だったのが
メイクアップアーティストがモデルに自己紹介をする時に

「he or she?」

と尋ねる場面。


どのような外見をしていても
躊躇する様子もなく、とても自然に。

相手のことを決めつけないフラットな姿勢って、
とっても素敵だなぁと思った。

自分を含めて日本人の多くの人って、
きっと初めて人に出会ったとき、
知らず知らず、無意識に、勝手に、
外見からの情報で、セクシャリティーを含めその人のことを判断しているんだと思う。

そんな自分の中の当たり前なことが、
時に人を傷つけたり、
誰かの生きにくさを生んでいることもあるんだろうと思う。


きっと、
みんな、自分が見えている世界が、
自分にとっての「ふつう」で「当たり前」

けど、
絶対に知っておきたいのは、
私のふつう、私の当たり前は、

誰かのふつうや、
誰かの当たり前とは違うということ。


そして、

その「ふつう」や「当たり前」という言葉が、
もしかしたら誰かを傷つけてしまうかもしれないってこと。

「ふつう」や「当たり前」という言葉を使う時には、
「私にとってのふつうって、」とは
「私は○○がふつうだと思ってて」みたいに
主語がつくと、主体性もあっていいかも知れない。


誰もがそのままのありのままを表現できると気持ちがいいだろうなぁ。
誰かの評価や、誰かの視線を気にせず、

わたしはこうなんだよね。
あなたはそうなんだね。

って。

否定も肯定もせず、
ただ受け入れたり、受け止めたり、受け流したりしながら
色んな人や色んな考え方があるよねって。

まずは、
自分が見えている景色は、自分にしか見えていなくて、
誰とも違うことを認識するところからできるといいよね。

誰も特別にカミングアウトなんて
しなくて良くなるといいよね。

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