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「わかっちゃいるけどやめられない」

よく遅刻をしたり、忘れ物をしたりする。

わかってはいても、やめられないこと。
というか、改善しないことがまだまだたくさんある。

日頃から治したいと思っているし、
それなりに反省もしているつもりだ。

後悔のほうがエッセンスとしては多いかもしれないが、そういうグレーな感情になる。

そして、
なぜ?またこんなミスばかり。
という感情が自分に牙を剥く。

何よりも説明がつかないから厄介だ。

今では、
こういう脳の構造なのだ
という理解をしている。

これまでは、
「責任感」
「意識の低さ」
「反省のなさ」

といったある種の精神的な態度を問題視していた。

また、他人からそのように言われることも多かった。

そうなると必然的に
努力のなさ
を責めることになる。

「周りはもっとちゃんとしている」
「自分ももっと努力しないと」

そういう感情に支配される。

自分は頑張っていないことにされる。

だから、
もっと頑張らないといけない。

そうして、
この世界で生きていくことの困難さ
を強く感じる。

孤独感が強まり、
誰にも説明のできない葛藤を抱えていくことになる。

もちろん、
生きていく上で課題に感じることを
そのままにしておくことは出来ない。

だが、
人と人の間に超えられない差異がある
ということを認めることが必要だと思う。

なぜ出来ないのか?
を考えがちだが、
どのようにすれば出来るのか?
という視点に変えようと思う。

「なぜあいつより速く走れないのか?」
ということと、
「どうすればあいつより速く走れるのか?」
は何か違う気がする。

おそらく、
物事を認める
ということだと思う。

自分の弱さ
他人の努力
理不尽な出来事
悲しみ

その他もろもろの、
この世の中のあるがままを認めること。

前提を無しにしては、
どのようにすればうまくいくか?
などの仮説など考えられないのだと思う。

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