碧の仮面でモニョったぼくは藍の円盤どう思ったの?というお話

はじめに

さて、ポケモンSVの追加DLC後編藍の円盤が発売され、しばらく経ちました。
前編で↓みたいな感想出した以上、後編で最終的な印象どうなったか言わないとだよねと思いまして。

ちなみに、結論としては「悪くないけど不完全燃焼」といった感じでした。
ということで、以下そんな感じなので、前編の感想と同じくダメならブラウザバックしてくださいね。

  • ストーリーのネタバレを全面的に含みます。

  • 割と辛めの内容を含みます。







大丈夫ですかね?

では、前編同様感想述べていきます。
結論としては先に記載した通り、「悪くないけど不完全燃焼」といった印象です。
前編の感想で見た4つの観点で後編のストーリーも見ていきましょう。
※相変わらず長いんで、細かい評価気にならない人は「まとめ」まで読み飛ばしてもOKです。



1. 背景・設定

これは前編と変わらないですね。基本的にブレない部分かと思います。

2.本筋

ここは少し変わってきますね。
ブルベ四天王を倒す前半と、エリアゼロ探索の後半の非常にシンプルな構成でした。
スグリの成長物語的な側面はありましたが、本編のやること自体はいつものポケモンのショート版って感じでしたね。
テラパゴスの扱いがあまりにも軽い感じはしますが、初代の伝説の扱い考えると可もなく不可もなくといった内容だったかなと思っています。
※スグリ関係の話をどこの評価に含むか次第ですが、個人的にはここに含めていません。

3. 人物

前回酷評した人物評価ですが、どうでしょうか?
まずは四天王から見ていきましょう。

・タロちゃん

文句なし。かわいい。最強。タロちゃんの存在だけで5億点ある。
というのは冗談じゃないとして。いいですね。主人公の案内役になったのも非常に良かったと思います。
実際この子が会話に絡むだけで、場の空気がぐっと良くなるので、ほんとにいてよかった。

・カキツバタ

彼は評価が難しいんですよね。
負けたスグリに対して「元 チャンピオン」って声かけるところとか、真顔で立ってたカキツバタが主人公を認識した瞬間急に笑顔になるとか、裏表ありありな感じは中々悪い奴なんですが。
でも、「元 チャンピオン」の後に言ってた内容は結構まともだし、試合前の「スグリのことが気に食わない」といった発言も嘘ではなかったのかなと思います。
そういう意味では、ほんとに気に食わない部分はありつつも、この試合の結果でスグリが変わってくれることを期待してる気持ちはマジなのかな?と思います。変に裏読みしなければ。
その観点で言うなら、主人公視点では親しみやすいあんちゃんって感じで、悪くなかったかなと思います。
少なくともぼくは嫌いではないです。

・ネリネ

四天王のおもしれぇ女、こと鋼使いのネリネさん。上記2人よりはストーリー中での絡みは少なめですね。
スグリを憎からず思っていたり、結構義理堅かったり、中々かわいらしい一面も持ち合わせていました。
とはいえストーリー上の絡みは薄めなので、印象も薄めです。
まあクリア後の飛行解禁イベントでのやりとりが結構ポイント高いので、割と好きなキャラに最終的には落ち着きましたけどね。

・アカマツ

ネリネにも増してストーリー上での絡みが薄めの四天王アカマツくん。
一応、四天王としては最下位にいるっぽいですね。
でも、あっさりした性格で、実際にいたら一番絡みやすい人かもなぁと思います。あ、そこはタロちゃんのほうがいいかも?
絡みと印象は薄めだけど、普通にいい奴なのでストーリー上で関係あるキャラとしては結構好印象です。

とまあ全体的に高評価ですね。
タロちゃんが異常な高評価たたき出していますが、それ以外のメンバーも悪くないです。まあネリネ、アカマツに関してはもっと自己主張してくれよってところはなくもないですが、少なくとも「いい奴」だと思えたので、彼らとのバトルは中々気持ちの良い後味だったと思います。

では続投の2人についてはどうでしょう?

・ゼイユ

前回、村意識丸出しで微妙という評価でしたが後編はというと。。。
スグリを心配する姉としての様子がしっかり描かれていて、よかったと思います。
あの悔しがるような表情も、繰り返すたびに悪くないなって印象に変わっていましたね。
まあ「いい奴」ではあると思いました。めっちゃ巻き返したかというと、微妙・・・?

・スグリ

さあ。ここですよね。ここまでの評価は前座だと思います。いや、四天王ほんとにいい奴だったとおもうんだけどね。
前編でストーリーの印象ぶっ壊した張本人(ぼくにとってですが)です。

後編では、彼の成長と挫折、そして再起の物語が描かれています。

前編のストーリーから、ブルベリーグのチャンピオンになるまでの成長(ここは明確に描かれていませんが)、再び主人公に敗れたことによる挫折。
エリアゼロの冒険を通した再起。という物語です。
個人的にはスグリ君再起してくれたところはよかったと思うんですが・・・やっぱり軽いんですよ!!!

いやね。DLCである以上、長々とストーリーできないのはわかってるんです。わかってるんですが!!
スグリお前しばらく見ない間にめちゃくちゃ嫌な奴になってるし。
ラストバトルの場所、ドームの真ん中化と思ったら、入り口前のしょっぼいバトルフィールドだし。
観客少ないし。(これはスグリがチャンピオンとして慕われていなかったことの表現だとしたら秀逸かもしれませんが)

まあちゃんと考えられたメンバーでバトルは楽しかったけども。

あげく、強さについて勘違いしたままテラパゴス捕獲するし。
負けてうじうじしてるし。

あーーーーーーーー!!!!もう!!!!!!!!

って感じなのです。
もう少し丁寧に描写があれば、感情移入できたり、再起までのステップに納得できたりしたと思うんですけどね。。。おのれDLC。
やっぱりDLCにつめこむには、ボリューム過多な姉弟だったんだと思いますね。
ちょっともったいなかったな。という印象。

11日にくる後日談でさらに掘り下げあったら、加点あるとは思います。

4. ポケモン

正直ここがDLC後編一番の問題だったかもしれませんね・・・
テラパゴスって結局なんやねんと。
テラスタルの起源。テラスタルエネルギーそのもの。いろいろ解釈はあると思うんですが、あまりにも急な登場でないかい?と。

挙句マスボで簡単にスグリに捕獲されたかと思ったら、テラスタルした瞬間暴走するしなぁ。。。
(まああのシーンは先生が相当悪いですけど)

なんというか、前編のオーガポンやともっこたちと比べると、ちょっと唐突なんですよね。
まあ伝説のポケモンは伝説なんだから、作中でわかってることなんかほとんどないまま出てくるのが普通だ!と言われてしまえばそうなんですが・・・
ブライア先生に言われるがまま探索して、なんかいた!
ってだけなんですよね。
なんかこう・・・もう少し親しめる導入ほしかったかもな。と思わんでもないです。
まあ見た目は好きですけどね!

まとめ

ということで結論としては

  • 新規の登場人物(四天王)はみんな割と魅力的

  • 姉弟も改善がみられるが、DLCのボリュームでは描写が足りない

  • テラパゴスもう少し補足が欲しい

って感じですかね。
途中述べた通り、DLCでやるにはでかすぎる内容だったのかなと思います。
まあぼくはそう思っただけで、この描写でも十分足りてるだろ!って思う人もたくさんいると思いますので、そこは個人の感想ということで・・・・・

とはいえ追加のストーリー控えているのでね、そこ見たら全部印象ひっくり返るかもしれません。
まあ、藍の円盤については↑の通りそこまで悪く思ってないですけどね。
DLC故の物足りなさはあったものの、悪くはない。くらいな感じですからね。

といった感じでした。

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