200字の日記たち

ここ3日ほどなぜかほとんど9時ぴったりに目が覚める。昨年から働き始めた会社では10時にリモート出勤すれば良いし、アラームが鳴った30分後に起きることを前提として今まで生きてきた身としては、「いきなりなぜ?」という感じである。

今日は26歳になって4日目だ。26歳になるということはそういうことなのだろうか。あるいは小さな老化なのか?でもこれぐらいスモールステップで来てくれるなら、現時点では歓迎すぎる。


朝の時間に余裕があると体が勝手に健康的な気持ちになるのか、お腹も勝手に空いている。台から離れた机の端で一晩過ごしたケトルを持ち、まずスイッチを入れてから台所に運んで台に乗せる。

そろそろ沸いたかなと目を細めて台所の方を見ると、加温中を示すランプがどうもまだ点いているように見える。おかしいな、後ろにオレンジの物があるからそう見えてるだけか?と思いつつじっと見ていたら明らかにランプの消える瞬間があった。


お昼頃ペッパーくんの歌をきいた。歌唱合成ソフトが出るらしい。耳のあるロボットの唄という曲は、かつて創作活動の(すなわちわたしにとっては人生の)中心にUTAUがあったわたしには、イントロを聴いた瞬間条件反射レベルで涙が出る楽曲だ。

だけど久しく聴いてなかった。改めて聴いて、歌詞まで読んで、しみじみ良い唄だなと思った。歌唱合成ソフトもどんどん成長したね。わたしも成長できただろうか。きっとできた気がする。


仕事で開発しているログイン機能が急に使えなくなった。元々ログインしている状態でログイン画面の確認がしたかったので一旦ログアウトしたら、もう入れなくなってしまった。自分で建てた家から締め出された大工さんみたいだと思った。

色々試したが解決せず、そもそも昨日まで一度もそんなことがなかったので思わず「何もしてないのに壊れることってあるんですね…」と先輩に言ってしまった。結局何もしてないのに直った。不安だ。


しあさっての次がごあさってだとフォロワーに嘘をついたら、どうやらわたしがごあさってだと勝手に呼んだ日の次こそが本当にごあさってだったらしい。ご本人登場みたいだ。

たしか幼稚園から小学生に上がるタイミングで、進研ゼミから国語辞典が送られてきた。文字の本を読むのが好きだったわたしは、児童文学と区別することなくそれを読んでいた。「ゆめゆめ」という言葉をそこで覚えたと記憶している。確かに、音が可愛いもんね。


年末にロフトに行った時、2024年の1日1ページ手帳と一緒に、そういえば入浴剤を買っていた。「今年を頑張った自分へのご褒美」みたいな気持ちで買ったけど結局使いそびれて年を越してしまったし、なんだったら誕生日まで過ぎてしまった。

せっかくなので今日使う。でも部屋が散らかり過ぎて入浴剤がどこにあるか分からない。お風呂を沸かしている間に部屋を片付けようと思っているので、なんとか沸くまでに見つかってほしい。


数日前に新居の申し込みをした矢先、住んでいる家のトイレの電球が切れた。あまりにも最後すぎるのとトイレの天井が微妙に高くて交換に難儀しそうなので調べてみたら、一応電球が切れたまま退居しても問題がないらしい。

でも今週末、部屋の片付けへのモチベーションを高めるために友達に家に来てもらう予定を立ててしまった。さすがに友達に暗いトイレを使ってもらうわけにはいかないので、横着せず明日電球を買いに行こうと思う。

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