プログラミングを学ぶきっかけ
はじめに
私は現在、とある金融機関に勤める社会人2年目です。
金融業界の将来性の不安からIT業界への転職を目指し、7月からプログラミングの勉強を始めました。
なぜ勉強を始めたのか、その経緯をまとめました。
上司の言葉
今の仕事に対して危機感を覚えたのは、つい数か月前に飲み会で上司に言われた言葉でした。
「今が楽しくてこのままで良いと思ってるなら何も言わないけど、ずっとこの会社に依存する必要はないよ。もうかなめさんも2年目だし、その判断は自分ですべきだと思う。」
あまりにも突然だったのでとても驚きましたが、なぜそんな話をしたのかというと、今の金融業界で起きている変化に関心を持ってほしかったとのこと。
金融業界に起きている変化
①IT技術の台頭
近年はAIの活用やFinTechに取り組む銀行も増えています。近い将来、これまで人の手によって行われてきた仕事の大半がITに代替されるかもしれないといわれています。
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そしてなんと、こんな調査結果も。
そもそも銀行がAIをはじめとするITの活用を始めた背景には、銀行のビジネスモデルの変化があります。
②ビジネスモデルの崩壊
従来は、お客さんからお金を集めて(預金)それを高い利率で運用(貸出)することで儲けるというビジネスモデルが成り立っていました。
例えば、1%の利率でお金を集めて、それを5%の利率で貸し出せば、その差額の4%が儲けになります。
しかし、現在はマイナス金利の影響で運用金利もゼロに近くなり、従来型のビジネスモデルは成り立たなくなっています。
そこで銀行は、ATM利用料や振込手数料の引き上げやITの活用によるコスト削減を図ることにしました。
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上司は、自分はもし仮にリストラされても、家族を養っていく覚悟はできてる、とまで言っていました。
そのぐらいの覚悟が必要なほど危機的な状況にあるなんて、その話を聞くまでは自覚もありませんでした。
とりあえずやってみよう
果たして自分はこのままでいいのだろうか。
そう考え始めてから数日、何を始めようか模索をしていました。
そこで、AIの話も聞いていたためなんとなくIT業界は需要がありそうだと思い、たどり着いたのがプログラミングでした。
就活をしていた頃、金融業界への就職を考えながらもIT業界も視野には入れていました。しかし、その頃のプログラミングに対するイメージは
難しそう、数学苦手だし、文系の自分にはできなさそう…
そのイメージを持ったまま改めてプログラミングに目を向けたので、正直勉強をやろうかどうかは迷いました。
でも調べていくうちに、Progateやドットインストールといった初学者向けの勉強ツールがあることを知り、
自分にもできるかも、とりあえずやってみよう
と思えるようになりました。
そこからプログラミングの勉強を始め、現在も続けています。
おわりに
あの時の上司の言葉は、別に今の仕事をやめろって言ってる訳ではなく、自分の将来についてもう一度考えてみてほしいという大きな意味もあったのかもしれません。
その言葉がなければプログラミングの勉強をしようなんて思わなかったし、そもそも今の仕事がなくなる可能性があるなんて気づきもしませんでした。
もし同じようなきっかけ、もしくは転職に向けて勉強を始めた、もちろんそれ以外の理由でも、このnoteを読んで一緒に勉強を頑張ろうと思っていただけた方がいれば嬉しいです。
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