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私が留学を決意した理由


将来、日本に完全帰国して、演奏家として、指導者としてお仕事をしていこうと思った時、ブログなんか作って、留学のこと、楽器のことを気合を入れて発信していこうと思っているけれど、いきなり完璧になんてできませんし、悲しいことに人間は忘れていく生き物ですから、この場でポツポツ書き溜めて、思い出したら書いて、を繰り返してくことにした。

2017年の秋、私と今の先生の出会いは大阪。それまで生の演奏を聴く機会は無く、密かにYouTubeで演奏動画を見てニヤつく毎日。

4年生の音楽系大学を卒業して、そのまま同じ大学の専攻科というところで5年目の大学生活を送っていた日々。

音楽もサックスも好きで続けたい。でもコンクールで結果が出せない。そしてなんか知らんけど演奏会と合わせでめっちゃ大学忙しい。自分の時間を確保するために専攻科進んだのになんでや???

空いてる時間に入れてるバイトも夜中までしんどい。そしてまた朝がやってきて、合わせ合わせ、苦手なソプラノ多すぎる。楽器好きだけどしんどい。吹きたいけど思うように吹けない。でも一番年上だし、下手だと思われたくないけど、自分が自分を一番下手だと思ってる。他大学の同年代とのレベルの差がすごいある。合わせて拗れていく人間関係と共に、自分の中に膨れ上がるとてつもない劣等感。本当は忙しくても、余裕で吹けちゃうぜ!って言ってみたい。。。。うぅ。

そんな中での憧れた人のコンサート。授業終わらせてダッシュして会場へ向かった。

自分の理想とする音楽を滝のように浴びた時間でした。

わたい、このサクソフォニストに教えを請うことができたら、私絶対変われる!!!(直感1000%)

そのサクソフォニストはその時初めて大阪でコンサートを行ったということで、聴けたのはまさに運命のタイミング(と私は思ってる)

そのあとfacebookで超感動しましたメッセージを英語で送って(Google翻訳様様)、今もたまにそのことを話に出されるので超恥ずかしい思いをしてる。

先生の音にひと聴き惚れした私は、次の春にスタージュ(講習会)が行われると知り、参加しやす!!っとまたメッセージを送り、フランスにぶっ飛びました(人生初の飛行機は12時間超えフライト)

流石に、音だけ聴いて留学します!とはなかなかならない。留学は音楽面だけでなく、生活も一変するのでかなり覚悟がいりますから、実際レッスンを受けて相性を確かめなければと思った。

初めて受けたレッスンで先生は、今の私の問題点をスパスパ指摘してくれました。

そして私が演奏で大切にしたいことが、先生とぴったり合ったのです。

自分の思い、考えてることは間違っていないし、大切にしていいのだと、心も救われました。

直感は正しかったと判断した私は、ここから本格的に渡仏準備を始めるのです。


この時すでに5月中ば。。。。

パリの音楽院の入試は10月の頭。


(留学準備は本来なら最低一年ほどかけて、計画的に行うものです。)



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今日もお疲れ様です。パリは40度でした。

本日の練習終わりにPlus82という韓国系のカフェへ、かき氷を食らいつきに行く。今日の幸せ勝ち取ったぜ〜!

抹茶かき氷