【340人規模自主大会入賞】後攻特化ロスト悪リザードン紹介【CL2024横浜】
はじめに
記事を手にとっていただきありがとうございます。こんにちは、かなと申します。
このnoteは、今週末に開催されるCL2024横浜でもし出場できていたら使用候補だったリスト且つ、先日開催された340人規模の自主大会mana杯で いおりさん が良い成績を残せたロスト悪リザードンの紹介です。(自分は同じリストで出場し4-2でした😭)
mana杯に協賛いただいた一般財団法人First-Mover Foundation様、運営、ジャッジ、対戦してくださった皆様ありがとうございました!
めちゃくちゃ素晴らしい大会で楽しかったです!
◆環境のおさらい
WCS環境とCL2024横浜環境の大きな違いは、《ミュウex》、《リザードンex》、《ピジョットex》、《月明かりの丘》の実装でしょうか。
CL2024横浜の環境では【サーナイトex】や【ロストギラティナ】のデッキパワーも然ることながら、リストも完成されておりシェア率も支配的です。
Tier SやAと置いたデッキも先攻でのパワーはかなり圧倒的であり群雄割拠な環境であると言えます。
また特性ルール持ちポケモンで盤面を形成していく現環境では、《頂への雪道》の通りがよく、その一枚を解決できないだけでゲームが終わってしまうためデッキ選択を悩ませる要因のひとつになっています。
◆悪リザードンの課題
その中でも【リザードンex】は、《アルセウスVstar》、《ピジョットex》、《ビーダル》などのサポートポケモンと組み合わせ安定的に2進化できるようなリストが多く結果を残しています。
しかし、前項であげた《頂への雪道》への対策や、2進化特有のデッキスペースからくる初動事故等どうしようもない試合が発生するケースが練習中に起こってしまい、どう評価したら良いか正直判断に困ることが多かったです。
さらに、サイド1のポケモンで攻撃してくる【サーナイトex】のサイドレースでのテンポロスや【ロストギラティナ】から飛んでくる《頂への雪道》+《ツツジ》、せっかく育てた《リザードンex》をスターレクイエムで容易に突破される、《パオジアンex》から2-2-2を簡単に通される等と色々怨みつらみを上げましたが、伝えたいことはサイド1の炎エネルギーを要求する優秀なポケモンがカードプールに存在せず【リザードンex】のアーキテクチャではサイドレースをずらしにくいためゲームを捲くりづらく、特に後攻では安定した勝率を出せないでいました。
◆課題解決へのアプローチ
ゲーム序盤サイド2のポケモンを先制して倒されることでゲーム全体を通して厳しい展開になることが多いので、《リザードンex》のテキストを最大限活かすべくサイド1で攻撃できるポケモンやアーキテクチャを模索しました。
様々なリストに目を通し海外プレイヤーが、ロスト基盤に《リザードンex》を採用している構築を発見しインスパイアを得て考察を進めました。
ロスト基盤の《リザードンex》の長所は以下の通りです。
この長所を最大限伸ばし、勝率を上げるためのアプローチができたデッキリストになったかなと思います。ぜひご興味がある方は購読お願い致します。
対面で想定されるような各マッチアップのデッキリストも掲載しつつ、ロスト悪リザードンを解説しているため、CL2024横浜でデッキ選択に悩んでいるプレイヤーの一助になれば幸いです。
Xのフォローやリポスト(割引入ります)、スキも今後のアウトプットの励みになるのでぜひお願い致します!
以下有料部分で詳しく解説します。
◆デッキリストについて
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