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夏の『円山公園』散策。

今年の春から札幌に越してきてもうすぐ半年。
時が経つのも早いなぁとぼんやり考えていた時、ふと思い出したことがありました。

「そういえば、北海道神宮に行ってなかった!」


豊かな自然に囲まれた、北海道の中で一番大きな神社。
明治時代に北の大地の発展を願い、開拓を守護する三柱の神々の御霊代が東京から函館を経由して札幌へと移されたそうです。
今も昔も、北海道に住む人々の心の拠り所として大切にされてきた北海道神宮。


引っ越してから一度も訪れていなかったので、天気が良かった先週のお休みに散歩へ行ってみることにしました。


北海道神宮へ

木漏れ日と小川が涼し気でした♪
逆光になってしまった大きな鳥居。

円山公園駅から歩くこと10分ほど。
緑の多い円山公園の中を散策しながら奥にある拝殿へと向かいます。

天気が良くて風も気持ちよく、久々の森林浴で心も体もデトックス。
時々水分補給を挟みながら、のんびり緩やかな坂を上っていきます。

到着!
青空の元、無事参拝。
境内には七夕飾りが✨

北海道では、札幌などいくつかの地域で七夕を「8月7日」に祝う文化があるので、神社には七夕飾りが飾られていました。
(旧暦が基となっているそうですが、何故そう根付いたのかはっきりとした理由は分かりませんでした。)

風にそよぐ短冊は夏らしくて、久々に穏やかな気持ちに浸ることができました。


境内散策

本殿から少し離れた所に、とても大きな柏の木が。
すごく迫力があったので、思わず立ち止まって暫し見入ってしまいました。
(しめ縄がされていたので、恐らくこれが御神木かなと思います。)


立派な木だな・・・と眺めていた時、近くを動く小さな影が。

エゾリスと遭遇!
人に慣れているのか、思わず近寄った私にあまり気にする素振りもなくエサ探しに勤しんでいたので、結構近くで写真を撮らせてもらいました。

ふわふわで可愛い・・・!と、カメラを構えながら一緒に移動していると、リスは奥にあった小さな神社の中へと入っていきました。

『札幌鉱霊神社』
境内の中にある北海道神宮の末社の一つで、北海道の開拓を支えた鉱業に携わる中で殉職された方々をお祀りする神社です。

私も続いて鳥居をくぐってみると、
リスはお社の周りをくるっと一周して立ち止まり、ふいに森の奥へと戻っていきました。


まるで誘導されたかのような、少し不思議な気持ちに。

リスとの出会いがなければうっかり素通りしていた神社だったので、ご縁をいただいたような気がして、心を込めて感謝の気持ちをお祈りさせていただきました。

よく目を凝らすと、地面にはクルミの殻が。
リスはこれを食べていたのかも。


最後に

こんな感じで、ゆったりのんびり北海道神宮を散策してきました。
思わぬ愛らしい出会いもあり、非常に楽しく癒されるひと時となりました。

(円山公園では結構エゾリスと遭遇することができますが、今回のように目の前で見ることができたのは初めてだったのでとてもラッキーでした。もし訪れる機会があれば、ぜひ探してみてください♪)


では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。


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