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最近、使わなくなった言葉

こんにちは。音海奏乃です。

今回は、言葉に関するお話。
使う言葉が、だんだん変わってきた。
そんな、お話です。

使おうと思って使えるものではない

言葉は、使おうと思って使えるものではない
私は、そう感じています。

「ポジティブになりたい!」
そう、思ったとします。
「じゃあ、前向きな言葉だけ使おう!」
そう決めて、使ってみます。

……それで、望むような結果が得られるのか。
私の答えは、いいえ、でした。

言葉は、思いが込められて、初めて意味を持つ
言葉は、意味が分かって、初めて力となる
体験を通して、そう感じるようになったからです。

この感覚を、うまく言えればよかったのですが。
言葉は、言葉のままでは、言葉です。
意味が分からなければ、心は動かない
心が動かなければ、相手へ届かない
なんというか、思いが、心が、カギとなる。
そんな感じ、でしょうか。

だからこそ、気を付けています。
使うのは、自分で意味を深く理解した言葉だけ。
適当ではなく、言葉と向き合って、選ぶように。

使わなくなった言葉

自分らしい、とか、自分らしく、という言葉。
これらの言葉を使うことが、ほとんどなくなりました。

それは、なぜか。
その言葉に、振り回されてしまうから。

先ほど、私はこう書きました。
意味を分かって初めて言葉は力を得る、と。
【自分らしい】【自分らしく】
これらの言葉は、わからなかったのです。

ずっと、真剣に向き合って。
自分なりに解釈しようともした。
けれど、とってつけたような理由は、意味がない。
私の中では、力に変えることができなかった。

【自分らしい】【自分らしく】
それって、なんだろう。
見つけられない自分が、ダメなのかな。
そんな風に、落ち込んでしまう。
そういう、過去がありました。

もしかしたら、同じように感じる人が、いるかもしれない。
それなら、その人たちに、そういう思いは、してほしくない

そう考えるうちに、使う機会が減って。
最近はもう、使わなくなったのです。
その言葉を使わなくても、伝えることはできるから。

思いが形になるまでに

心から、沸いてくる思い。
私はそれを、文字にすると落ち着くタイプ。

明るい思いも、暗い思いも。
光も影も、情熱も冷静も。
なんだって、文字にする。

その文字をたどると、自分がわかる
自分をたどると、他人が見える
他人が見えれば、行動がわかる
それが、自分の道になる

そう、最近気が付きました。

自分が、どうありたいか。
そう書くと、難しく見えます。
自分が、どうだったら心地いいか。
そう書くと、少し簡単になります。

「夢は?」「目標は?」
そういう言葉も、使わないで。
「どういうのが、心地いい?」
「その心地よさは、誰かにつながるかな」
そんな風に、ふわっと、軽やかに。

「絶対○○するんだ!」
「こうでなきゃいけない!」
「こうしないと○○になっちゃう!」

不確定な未来を前に、そんな言葉を並べていたとき。
つらかったなぁ。

だからこそ、今は、使わなくなりました。
答えは自分が、わかっているから。

あ、ちなみに。
「この言葉は使っちゃだめ!」
とは、思っていません。

さすがに、例外もあります。
息の根を止めんとするような言葉。
それを相手に伝えるのは、だめ。

ただ、そう思う自分がいるのなら。
自分にはその言葉が、刺さってる。
いったん「そう思っている」という事実を受け止めて。
どうしたら癒えるのか、はたまた、癒えはしないのか。
癒えないのなら、ともに歩く気はあるか、ないのか。

……そんな風に、考えていって。
日々をどう生きていきたいのか。
そこに立ち返って、考えます。

どんな言葉を使っても、それはあなた
どんな言葉を使わなくても、それはあなた

今まで感じたことが。
今まで経験したことが。
今の自分を作っている。
そう、知っているからこそ。

言葉で見えた思いを、願いを。
少しずつ、理解していくのです。
そうして、つなげていくのです。

言葉は、自分で理解する。
言葉は、自分の心が乗る。
言葉は、自分が現れる。

それを心と頭の片隅に置いて。
これからも、向き合って。
自分の力に変えていきます。

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