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SNSの悩みと、その答え

こんにちは。音海奏乃です。

今回は、SNSの付き合い方について。
皆さんは、SNSを毎日更新していますか?

個人用アカウントは、気軽に投稿できます。
気づけば、毎日更新しているかも。

では、仕事用アカウントではどうでしょう。
投稿頻度、時間、内容で、悩んでしまう。
なんてこと、ありませんか?

そんな、お話です。

毎日投稿、するほうがいい?

毎日投稿をするか、しないか。
仕事用に始めると、悩む人が多いと思います。
はじめは、毎日投稿を心掛けているのではないでしょうか。

実際、SNS 更新頻度 で検索してみましょう。
すると、「更新頻度と反応率」についての結果がたくさん。
結局、どうしたらいいのか、また入口に戻った気分に。

毎日投稿すると、実績となり検索に出やすくなるそう。
それは、私も体験しました。
始めたてって、ネットの世界でも見つけてもらうのは難しい。

では、毎日投稿できなければいけないのか。
それは、違うような気もします

寝る間も惜しんで、必死の思いで、毎日投稿。
それは果たして、誰のためなのか。
「こんな人のために」「こういう目的で書く」
それが明確ならば、筆が進むと思います。
しかし、満たされるのは、自分の満足度だけではないでしょうか。

必死に書いて投稿しても、読まれないときは読まれません
さらっと書いたほうが、読まれるなんてことも。
毎日更新しようが、隔週だろうが、隔月だろうが、読む人は読む
暴論ですが、「人は出会ったタイミングに読む」のです。

毎日投稿するかどうか。
それは、それがあなたの望みならそれでいいのです。
けれど、無理そうなら、無理はしなくていい。
自分ができそうかどうかで、決めていいはずです。
更新するのは、あなただから

投稿する内容は、どうする?

こちらも、難しいところですよね。
「これを伝える!」と徹底している人。
厳しいルールを作らずに取り組んでいる人。
公私をどこまで分けるのか、悩みます。

ちなみに私も、徹底しようと思っていました
「ハンドメイドに関することだけ」を書こう。
自分のことはあまり書かなくてもいいだろう、と。

けれど、それはすぐに終わりを迎えました。
ほかの作家さんと、自分の投稿を比べてしまったから。
そもそも、比べるのは変な話なんですが……。
似たような話にならないかなど、気にしてしまう。
どうしたらいいんだ、と悩む日もありました。

ハンドメイドに関することだけにしよう!
とすると、書く内容がやや狭まってきます
制作に関すること、おしゃれに関する情報……。
型を決めてしまうと、そこから出られなくなる

書きたい内容がほかにあるのに、それが書けない。
書きたかった思いを飲み込んで、その日を終えてしまう。
それが、耐えられませんでした。

ハンドメイド作家たるもの、一人前のプロとして、作家然とした姿だけを徹底しなさい。

そういった「見本」はたくさんあります。
けれど、逆立ちしようがバク転しようが、私の性に合わない
つまり、苦しい思いをしてしまう。
苦しいことを、嫌々やるメリットも、時間もありません

なので、「いろいろな姿を見せる」と決めました。
介護も、ハンドメイドも、日々思うことも。
だってそれが、今を生きている音海奏乃
どれかだけ選んで、切り離すことはできません。

ハンドメイド作家のブログだと思って訪れたのに。
関係ないような、介護とかの内容ばかりだなぁ……。
そう思う人も、いるでしょう。
けれど、それをチャンスだと思う人もいるはずです。
そういった人たちが、記事を選んで、読めばいい。
生きていれば、発見があるものだから。
何がどこでどう活きるかなんて、わからないから。

介護の情報を探していた人が音海奏乃を知る。
そこから、アクセサリーに興味を持つかもしれない。
アクセサリーに興味を持った人が音海奏乃を知る。
介護の情報から、気づくことがあるかもしれない。

そんな、ちいさなきっかけが私の投稿から始まるなら。
無理して、取り繕っても、それは「偽物」です。
見せすぎはいただけませんが、人間味を出してもいい。
そう、思うのです。だって、生きている人間だから

ケアラーでありハンドメイド作家。
それから、ヤドカリマインドの持ち主。
それが、音海奏乃です。

量か質か、満足度か?

私がたどり着いた答え。
「書きたいことを、書きたいタイミングで書き、投稿する」
聞こえはいいですが、現実的にはどうなのか……。

量をたくさん投稿して、目に留まってもらう方法。
質を高くして、一つ一つの満足度を高める方法。
どちらも選べたら一番いいのですが、それは難しい。

なので、「うれしいかどうか」で決めることにしました。
これは、なかなかに粗い答えです。

「この情報を届けられたら、うれしい」
「このペースで投稿できたら、うれしい」
「こういう風になっていったら、うれしい」

基準を「自分」にしたら、続けられるようになりました。
「人は」このペースでやっている。
「人は」この内容で投稿している。
「人は」こうなりたいという目標が明確。
どれも、ふと横を見ればある「事実」です。

「人は」そうしている、にとらわれていたころ。
必死の思いで投稿しても、心は複雑なまま。
「自分は」そうしたい、に変えてから。
ペースダウンしても、心は軽いまま。

たくさん投稿したら、見てくれる可能性は高まります。
でも、そのために乱雑な記事を作るのはちょっと違う。

質を高めたら、読んだ相手の心が動くかもしれない。
でも、それは見聞きできないから、よくわからない。

「人」を気にしすぎて、書けなくなるよりは。
「自分」を大切にしながら、書いていきたい

そう、思うのです。

で、結論は?

「無理せず続けられる」
「自分を大切にしながらできる」

この2つが、続けるうえで大切なこと。

続けるというのは、エネルギーが必要。
そのエネルギーは、あなた自身です。

エネルギーを使いすぎては、動けなくなります。
自分が動けないで、壊れてしまっては、意味がありません。

だから、自分のペースでいい、それが結論です。
「ここまで引っ張って、それかい!」
と思う方もいることでしょう。
私も真剣に悩んでいたらそう言ってしまうかも。

ものすごくコンパクトに言ってしまえば、そうなのです。
歩くのはあなた。
あなたが歩かないと、先の景色は見えない。
先の景色が見たいとき、あなたはどうしますか?
急いで疲れることがわかる方法で行きますか?
遠回りでも、体力を温存しつつたどり着きますか?

早く行きたい、を望むなら、早くいけばいい。
歩ける体力がある人には、それが向いている。

楽しみたい、を望むなら、ゆっくり行けばいい。
体力を残しつつ生きたい人には、それが向いている。

急がないと、結果が出ないわけではありません
ゆっくりでも、急いでも、結果にたどり着く人はいる

自分にはどちらが合うのか、試しながら行けばいいのです。
試行錯誤にかけた時間は、戻ってきません
それでも、経験となって、あなたの中に残る
それがいつの日か、何かの形で使えるかもしれない

そんな風にとらえて、マイペースに続けていけたら。
素敵な景色を見られる日が、くるかもしれません。
目指す景色の定義が、変わるかもしれません。
そんな小さな変化を感じつつ、進んでいきませんか?

長い記事になってしまいましたね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

音海奏乃


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