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覚えてもらっていた、うれしさ

こんにちは。音海奏乃です。

今回は、先日あった、うれしいと感じたお話。
心がほっこりしたことがありました。

カバーには、素敵なイラストを使用させていただきました。

きっかけはあの……

新宿稲荷という稲荷寿司を食べてみたい!
2月に、その夢が叶いました。
(詳細はこの記事にあります↓)

次に新宿稲荷を食べられるのは、いつになるかな……。
また食べたい気持ちと、なかなか都合がつかない現実。
そんなとき、奇跡が起きます。

なんと、逗子市役所前で、売ってる!?
そんな情報を手にしたのです。

それは、逗子市商工会を訪れたときでした。
商工会で、会員さんに貸し出しているキッチンカー。
そのキッチンカーで、3月いっぱい、新宿稲荷などが販売されている。
そんな素敵な情報を、手に入れてしまったのです。

さっそく、フェイスブックをチェック。
ページを訪れると、その情報が。
逗子市役所前以外でも、小坪や披露山などにも出店している。
藤沢炒麺というグルメや、たぬきむすびもある。

たぬきむすび……!?

その文字に、心奪われ数十分。
それもいつか食べたいと、メモ。

もっと早く知っておけばよかった……。

そんな思いもよぎりましたが。
直近で行ける日時があることに気づきます。
行ける時間に、あれば買いたい。
その思いを胸に、その日を待ちました。

覚えてくださっていた、よろこび

ついにやってきた、その日。
予定よりも到着が遅くなってしまいました。

はやる心に引っ張られ、短い脚で可能な限りの早歩き。
亀ヶ岡神社のにぎやかさを声援にかえて(?)
弾む息もそのままに、市役所前へ。

あ、あった……!!

感動のあまり、写真を撮るの忘れました。
到着は、13:00過ぎ。キッチンカーは14:00まで。
なんとか、間に合いました。

カウンターのようなところに、新宿稲荷。
2パックだけ、見えました。
一方、たぬきむすびは見当たりません。
11:00から販売だったので、売り切れちゃった?

それでも、新宿稲荷がある、買える!
それだけでテンションが上がって、聞くのを忘れました。

なんとか心を落ち着けて、新宿稲荷を二つ頼みます。
もう、食べる時のことを考えるだけで、そわそわ。
お支払いをして、用意をしてくださっていたときのこと。
こう、お声がけいただいたのです。

「東逗子朝市の時の……」

そのとき、あまりの驚きに、つかの間言葉を失いました。

覚えてくださっている。
前回と服装も違うのに。
覚えてくださっている。
前回、10分もお話ししてないのに。

何の変哲もない人。
そう思っていた、自分のことを。
覚えてくださっている……!!

その事実に、うれしくなって、頬が緩んでしまいました。
東逗子朝市の感想を書いたブログも、見てくださったとのこと。
アクセサリーを制作していることも、知ってくださっていて。
とっても嬉しくて、また少しお話をさせていただきました。
ちょっぴり恥ずかしさもありましたが、嬉しかったです。

このうれしさを、次へ

買い物を終えて、帰るとき、そうか、と気づきます。

覚えてくださっていたこと。
それが、とてもうれしかった。

そのうれしさは、誰かにつながるかもしれない。
ほわ、と心が温かくなった、あの瞬間。
それを、次の人に渡せるのかもしれない。

覚えてくださっていたこと。
それ自体が、すごいこと。
そこから、話がつながる。
それはもっと、すごいこと。

小さな奇跡の積み重ね。
そんな気がして、うれしくなったのです。

自分が感じた、うれしいこと。
それは、誰かも感じるかもしれないこと。
相手に合わせて、押し付けにならないように。

そのうれしさを次につなげていきたいものです。

……あ。
何の変哲もない人、と書きましたが。
「どうしても食べたくって!!」
みたいなことを、東逗子朝市の時に勢いで言いました。
……変な人だったかもしれない、です。
後悔はしていません……!

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